ガルパンおじさんの購買力は腐女子に匹敵!?『ガルパン』ドラマCDがオリコン3位の快挙を達成！

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『抱かれたい男1位に脅されています』（リブレ出版）は桜日梯子が描いた人気BLコミックが原作。そのドエロな内容と、小野友樹、高橋広樹、川原慶久、島﨑信長、井口祐一といった人気声優が揃ったこと、特製イヤホンホルダーや描き下ろし小冊子が特典として付いたことで、もともと期待されていたドラマCDではあったのだが、それでも男性からは「BLがオリコン1位で草生えるｗｗｗｗ」「世も末ですなぁ…」といったコメントがあがり、女性陣からは「ひぁああああ！うれしい！」と歓喜の声があがる一方で、「うれしいけど、晒されているみたい」と複雑な声をあげさせる、という出来事もあった。

　そういったドラマCDの普段の購買層を考えると、男性ファンが多いであろう『ガルパン』の快進撃は、さらに特筆モノといえるかもしれない。『ガルパン』ドラマCDは13年5月29日発売の第1弾『ガールズ&パンツァー ドラマCD 今度はドラマCDです！』を皮切りに、合計5作品がリリースされているが、本編と平行した内容、異なる時系列のストーリーを描いたものになっている。

　アニメ作品を中心に展開するドラマCDというと、アニメ作中のこぼれ話、ゆるめの日常ドラマをファン向けに描いたものなどが多い。『ガルパン』もファン向けにカオスでゆるめな日常エピソードを描いてはいるのだが、新登場キャラクターを突っ込んで描いてみたり、作中の設定を補強してみたりと、登場キャラクターがやたらと多い『ガルパン』をいい感じに補う、手の込んだ作品となったことが、ガルパンおじさんを喜ばせているようだ。

　とはいえ、初週で約8,000枚を売り上げて、13年の6月10日付のオリコンアルバム週間ランキングで13位を獲得、ドラマCDとしては大ヒットだった第1弾『TVアニメ ガールズ＆パンツァー ドラマCD 今度はドラマCDです!』の約1.5倍もの売り上げを、今さらマークする『ガルパン』の底力はすさまじいばかり。公開から約半年も経っているのに、Blu-ray＆DVD発売を記念して、21日からは全国153館での上映＆再上映も始まる『ガルパン』。一体この快進撃はどこまで続くのか、そしてファンが期待するTVアニメ第2期や劇場版第2弾は果たして実現するのか。今後も続報に注目していきたい。

 
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