阿部サダヲVS佐藤健はサダヲに軍配!? 注目は13位スタートの『HK 変態仮面』!!【週末映画興行成績】

1605_eiga1415.jpg『殿、利息でござる!』公式サイトより。

 5月14日~5月15日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 GWが明けて初めての週末は、公開3週目にして先週初の首位に躍り出た『ズートピア』が1位の座を死守。2位に阿部サダヲ主演の『殿、利息でござる!』、3位にはベストセラー小説を映画化した『世界から猫が消えたなら』が初登場でランクインした。

 公開から4週目を迎える『ズートピア』は、2日間で35万人を動員し、興行収入は4億円を記録するなど、GW明けの初週末で動員数が増加するという異例の事態が発生。DreamのAmiが歌う主題歌も「一度聞いたら頭から離れない」「映画観た後、思わず口ずさんでしまう」と人気。2014年に公開された『アナと雪の女王』の“アナ雪旋風”ならぬ“ズートピア旋風”を巻き起こせるだろうか!? 累計動員は300万人を目前に控え、どこまで記録を伸ばすことができるのかに注目が集まっている。

 初登場2位には、阿部サダヲ主演の『殿、利息でござる!』がランクイン。全国308スクリーンで公開され、2日間で15万人を動員し興行収入は1億9,500万と、1位の『ズートピア』からは大きく引き離されたものの、まずまずのスタートを切った。同作は『武士の家計簿』の作者でおなじみ磯田道史の『無私の日本人』が原作。ビンボー庶民が殿様相手に金を貸すという“銭バトル”を、阿部はじめ瑛太や妻夫木聡、竹内結子などの豪華キャストがユーモアたっぷりに演じる。「原作もおもしろかったけど、映画もめっちゃおもしろかった!」「気分がスカッとなる映画だった」「阿部さん主演だから見に行ったけど、他の俳優さんも良かったわ」と、ストーリーとキャストともに評価は上々だ。

 続く3位は同じく初登場の『世界から猫が消えたなら』で、累計発行部数120万部を達成した川村元気のベストセラー小説『世界から猫が消えたなら』を映画化した作品。佐藤健演じる30歳の郵便配達員は、自分と同じ姿をした悪魔に余命がわずかであることを宣告されてしまう。1日分の命をもらえる代わりに、大切なものを失っていく主人公と悪魔を佐藤が一人二役でこなし、その彼女を宮崎あおいが演じる。全国290スクリーンで公開され、2日間で動員14万人、興行収入は1億8,500万と2位の『殿、利息でござる!』と僅差。「本読んで半泣き、映画観たらボロ泣きだった」「涙腺壊れるかと思った。観る人はハンカチが必須だね」と、感動する人が続出しているようだ。

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