上戸彩ディズニー新作映画のヒロインで声優出演!! 期待の声上がるも蒸し返されるクソゲー『ローグギャラクシー』!!

1603_ueto.jpg『ズートピア』公式サイトより。

 女優の上戸彩が、4月公開のディズニーの新作映画『ズートピア』の日本語吹き替え版の声優を務めることが発表された。映画やアニメの声優を芸能人が担当することに賛否両論あるが、ネットからは意外と「上戸の声は良いよな」「声優上手いんだよな」といった声が聞かれ、“声優・上戸彩”に対して評価は高いようだ。しかし、過去の声優業での失敗作を蒸し返す声も上がっている。

 今回、上戸が声優を担当する『ズートピア』は、日本で2011年に公開された『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワード監督と、13年に公開された『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーア監督の手による話題作。すでに今月4日からは全米で公開されており、あの大ヒット作『アナと雪の女王』や『ベイマックス』を超えて、ディズニー・アニメーション史上1位のオープニング成績を記録しているというモンスター作品だ。

 そんな同作で上戸が声優を担当するのは、ヒロインであるウサギのジュディ。今回の役柄決定に「即決だった。みなさんの記憶や心の中に残る作品の声優を担当できることは本当に嬉しかった!」「いつか家族に自慢できる仕事ができたらいいなと思っているので、この役はまさにそうだと思う」と喜びのコメント。

 話題集めのためにタレント声優を使うことには、必ずと言っていいほど批判が付き物なのだが、今回の上戸の抜擢にネットからは「上戸彩は声カワイイしいいと思う」「声優上手いよね。『ATOM』は凄い良かった」「アトム見たけどまったく違和感なくそれと気づかないレベルだった!」と、09年に公開された『ATOM』でアトム役を務めた上戸の声を聞いた人からは大好評のようだ。

 上戸はほかにも、アニメでは『ピアノの森 -The perfect world of KAI-』の一ノ瀬海役や、ディズニー映画『ピーター・パン2 ネバーランドの秘密』のジェーン役、日本語吹き替えでは『マレフィセント』のオーロラ役を務めた実績もある。

 だが、今回のニュースで予想外に多く上がった声が「この子がヒロイン声優してたクソゲーがあったなあ」「『ローグギャラクシー』の経験が活きるな」「『ローグギャラクシー』……うっ、頭痛が!」といったもの。『ローグギャラクシー』とは05年にレベルファイブが発表したRPG。同ゲームに上戸はヒロインのキサラ役で出演している。『ドラゴンクエストVIII』と同時進行で制作され、『ドラゴンクエスト』シリーズや『ファイナルファンタジー』シリーズに匹敵するようなタイトルを目指して作られた超大作ゲームだ。

 上戸の演技自体は、「今までの声優にはいなかったような声の持ち主。聞いてて斬新だった」との感想が寄せられるなどおおむね好評だったのだが、社運を賭けて開発された『ローグギャラクシー』は発売直後から「つまらなさすぎる」と批判が殺到。『模倣犯』などで知られるゲーム好き作家・宮部みゆき氏から「わたしには不向きでした(怒)」「システム上の文句もいろいろあります。でもそれはいいんです。好みの問題ですからね。わたしの腕も悪いんだろうし」「ただストーリーに納得いかない」と酷評され、「クソゲーオブザイヤー2005」を見事(?)受賞した作品なのである。

 今回声優を務めるにあたって、彼女のせいでもないのに、今さらクソゲー『ローグギャラクシー』の失敗を蒸し返された上戸。『ズートピア』にはほかにも『みいつけた!』(NHK)で長期に渡ってヨッシー役を務めるサバンナ・高橋茂雄が起用されているため、「吹き替えにはちゃんとした声優を起用して タレントや俳優は宣伝要員だけでいいだろ」といった毎度の意見もあるが、同作で上戸や高橋の周りを固めるのは、森川智之、玄田哲章、三宅健太、竹内順子などベテラン実力派声優陣。『ベイマックス』『アナ雪』越えで期待が高まる『ズートピア』は、『ローグギャラクシー』と同じ轍を踏むことのないように期待したい。

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