第10回TOHOシネマズ学生映画祭、ショートアニメ部門は全作品に贈賞　奥田誠治「ここにいる人たちが映像を担えば未来が明るくなる」

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各部門ノミネート作品上映と授賞式の間にライムスター・宇多丸のトークショーも

　最後に審査委員長を務めた奥田誠治（日本テレビ事業局：ゼネラル・プロデューサー）が「この映画祭は本当に良い映画祭だと思ってます」と挨拶。「10年経って世界に出てる大先輩や色んな人達がいます。映画業界を目指す人、CM業界を目指す人もいるでしょうし、それ以外の映画関係の仕事とか、是非ここに来た人は活かして下さい。絶対にプラスになると思います」とエールを贈った。

『K×Drop!!（予告編） 』（水谷汐里）

　奥田の挨拶は「やっぱり世界に飛び出してほしいですよね。日本の映画もこのままだとどうなるか分からないので、ここにいる人たちが映像を担って頂ければ未来が明るくなると思うので、是非頑張って下さい」と締められた。

　おりしも、アダム・トレル（映画プロデューサー）の、日本映画を危惧する内容のインタビューが産経新聞に掲載され、福田裕彦（音楽プロデューサー）がツイートした内容が、Togetterに「邦画関係者『邦画をクソというな！がんばってるんだぞ！』という意見がまさかの大炎上」としてまとめられ議論を呼んでいる（気になる人は各自調査！）。

　映像に関わる業界全体を取り巻く環境の厳しさが、今後どのように影響してくるのか、よりよい環境を構築して次世代に引き継げるのか、常に課題は山積している。
（取材・文／真狩祐志）

■TOHOシネマズ学生映画祭
http://www.gakuseieigasai.jp/

 
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