ギャグ作品を渇望!? 森本晃司監督もゲストで参戦!第10回吉祥寺アニメーション映画祭

1410_kichifes1.jpg第10回吉祥寺アニメーション映画祭の様子。

 10月4日、武蔵野商工会議所の市民会議室・ゼロワンホールにて、第10回吉祥寺アニメーション映画祭が開催された。

 吉祥寺アニメーション映画祭(以下、同映画祭)は、吉祥寺在住・ゆかりのマンガ家やアニメスタジオが主体になったイベント「吉祥寺アニメワンダーランド」(以下、ワンダーランド)の一環として2005年から開始。ワンダーランド自体は吉祥寺駅開設100周年を契機としたイベントとして1999年より続けられている。

 同映画祭は04年、ワンダーランドの会期中に吉祥寺バウスシアターで吉祥寺アマチュアアニメーション映画祭が行われたことに端を発する。このイベントには編集家の竹熊健太郎さんとアニメ評論家の氷川竜介さんも出演しており、竹熊さんから“コンテストとしての映画祭”の提案があったことから、翌05年に実現した。

 同映画祭では竹熊さんを審査委員長として、氷川さん、アニメーション史研究家の津堅信之さんだけでなく、三鷹の森ジブリ美術館、スタジオ4℃、スタジオディーン、コアミックスと、吉祥寺近辺のアニメやマンガに関する企業も審査に参加しているのが特徴になっている。そして、今回からは10年に社屋を武蔵野市へ移転したプロダクションI.Gが参加。さらに、第10回を記念して森本晃司監督をゲスト審査員に迎え、豪華な審査員らとなった。

 今回のグランプリには、斎藤俊介さんの『小さな庭園』が選ばれた。「完成度の高いファンタジー作品。CGで淡い色調は難しい」(森本監督)などの意見からグランプリ受賞に至った。斎藤さんは「多摩美術大学の在学中に竹熊さんの『漫画文化論』を取っていたので、竹熊さんから直接もらえて嬉しい」と、受賞の喜びを表した。

 今回はギャグ作品のグランプリが初めて該当作なしとなったことで、各審査員からもその件に関するコメントが多く聞かれた。コメントは以下の通り。

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