橋本環奈の『セーラー服と機関銃 卒業』爆死! 一方『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』が旧作を凌ぐ高評価!! 【週末映画興行成績】

1603_eiga_56.jpg『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』公式サイトより。

 3月5日~3月6日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 今回、初登場でいきなり首位に躍り出たのは、長編映画36作目となる『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』。同作は、ドラえもんのアニメ映画(3DCG版『STAND BY ME ドラえもん』を除く)で、シリーズ歴代1位の動員数420万人を記録した『映画ドラえもん のび太の日本誕生』(1989年)をリメイクした作品。全国374スクリーンと大規模で公開され、動員約54万5,000人、興収約6億3,700万を記録し、期待に応えた。

『映画ドラえもん』シリーズは、常に偉大な旧作と比べられるのだが、観てきた人からは「旧作以上に今作のがよかった! ギガゾンビ対ドラゾンビ、ツチダマ対ドラゾンビは見物」「ドラえもんVSギガゾンビ、のび太と3匹やククルの友情、家出された親の心情… どこを取っても原作や旧作以上の出来だったな」と大好評だ。春休みを通して興収40億円が見込まれ、旧作の興収約20億円の倍となるヒットが予想されている。

 そして、前回1位からランクダウンして2位となったのは、『黒崎くんの言いなりになんてならない』。Sexy Zoneファン以外には“退屈な90分”を味あわせながらも初登場首位を飾ったのだが、1週で譲り渡す形となってしまった。しかし、2週目ながらも動員約10万5,000人、興収1億2,000万と、先週とあまり変わらない健闘っぷりはすごい!

 3位も仲良くワンランクダウンで『オデッセイ』がランクイン。累計動員210万人、累計興収30億円を突破し、公開5週目ながらこちらも好調をキープしている。

 続く4位には、リーマンショックを予見した実話映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』が、動員約8万4,000人、興収約1億1,500万円を獲得し、初登場でランクインを果たした。昨日開催された「第88回アカデミー賞」に作品賞・監督賞・助演男優賞・脚色賞などにノミネートされ、見事脚色賞を受賞した同作。アダム・マッケイが監督を務め、クリスチャン・ベール、スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピットが出演しているが、正直、期待どおりの成績ではないだろう。興収10億円を突破できるかどうかというところだろうか。

 5位には、公開7週目で興収40億円を突破した『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』、6位に、公開15週目の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』がランクイン。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は今月の25日で劇場公開が終了する。最後もう一回観たい人や、観てない人達を取り込んで、数字を伸ばすのか気になるところ。

 以下、7位にランランクダウンで『X-ミッション』、8位に4ランクダウンの『ザ・ブリザード』、9位に公開6週目でワンランクダウンの『さらば あぶない刑事』、10位が5ランクダウンの『Born in the EXILE 三代目J Soul Brothersの奇跡』となった今週のランキング。

 注目されていた“千年さん”こと橋本環奈が出演した『セーラー服と機関銃 卒業』はなんとランクインせず12位となってしまった。これには「大爆死すぎて煽り辛くなったじゃねーか」「歴史に残るコケっぷりだな」との声が上がったものの、「昔の映画知ってる層と千年さんのファン層の年齢が噛み合ってないから」「正統派の爽やかな青春映画に出たらよかったのに」「千年は好きではないけど 映画がこけたのはキャストと関係ないからな」との声が上がっているので、千年さんは戦犯を免れた模様。やはり可愛いは正義だった。

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