「仏では『ドラえもん』放送禁止」はデマ!? 発信元のおネエ化進行中“パリジャン”辻仁成氏に非難殺到!!

1603_tsuji.jpg『Boing France』公式サイトより。

 ミュージシャン、作家、映画監督など、芸術の才能をマルチな場で発揮する、中山美穂の元夫・辻仁成氏。3月1日25時放送分のラジオ番組『JUNK 爆笑問題 カーボーイ』(TBSラジオ)に辻氏が出演し、「フランスでは、TVアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)が放送禁止」と語った。驚きの事実に、ネットではさまざまな声が上がるなど盛り上がりを見せていたのだが、その後、デマであることが判明。一転、「嘘つき野郎!!」と辻氏に対する非難が相次いだ。

 フランス・パリを拠点に活動を続ける辻氏が出演した『JUNK 爆笑問題 カーボーイ』。フランスでの生活の話の流れから、フランスにおける『ドラえもん』の話題へと移ったようだ。「部屋では絶えず『ドラえもん』が流れている」と明かした辻氏に、パーソナリティの爆笑問題・太田光が「フランスでも人気があるのか」と質問。辻氏は「フランス教育委員会が『ドラえもんみたいなやつがいたら子どもが成長しない』」という理由から、同アニメが放送禁止であると答えた。また、太田の「フランスでも日本のアニメは人気なんでしょ」という質問には、「大好き。盛り上がっても、『ドラえもん』の話をすると知らない。『ドラえもん』はスルー」と、フランスでの日本アニメ事情を語った。

 フランスは日本からも多くの観光客が足を運ぶが、それでもやはり訪れたことがない人のほうが圧倒的に多いだろう。パリを拠点にする辻氏が、『ドラえもん』放送禁止と言うのであれば、「そうなのか」と信じてしまうわけで、ネットでは「教育委員会って、そんなに力があるのか」「だからフランス人はダメなんだよ」「そのフランス国籍の俳優ジャン・レノがドラえもん役とは、なんという皮肉」「『めぞん一刻』は放送してたのにな」「『ドラえもん』より『名探偵コナン』禁止にしろよ」などの声が上がっていた。

 しかし同時に、「この人の言うことはどこまで信じていいのかわからんな」「フランスかぶれ」「フランスに数年いただけで、フランスを語るのは600年早い」といった、辻氏の発言を鵜呑みにしない派も。そうした人の中の一人が調べた結果、フランスのTV会社・Boingが『ドラえもん』の放送権を持っていることが判明。念のため、Boingの公式サイトを確認したところ、たしかに『ドラえもん』のページが設けられていた。さらに、番組スケジュールを見ると、毎日3回ほど放送が組まれているようで、その人気が窺える。

 日本で『ドラえもん』を放送しているテレビ朝日も、ビジネスとメディアを独自視点でウォッチし、ニュースを提供する「J-CASTニュース」の取材に対し、「キッズ向けのチャンネルで現在も放送中。放送していなかった時期もあるが、放送禁止という事実はない」と答えたという。

 『ドラえもん』がフランスで放送しているという事実を知った人からは、「『フランスの一部地域では』とか、もっと上手く嘘つけばいいのに」「ああ、『ドラえもん』デマの火元は辻仁成さんだったのか。納得」「放送禁止はさすがに釣り針デカすぎ」「自分の周りの狭い世界だけで『フランスでは~』とか言ってる辻はバカ」「『フランスに住んでる』と言うためだけに、フランスに住んでる気持ち悪いやつ」といった、辻氏への批判が殺到している。

 Twitter(@TsujiHitonari)で、「日本はまだ女性が家事担当みたいな社会だね。フランスの男たち料理もそれなりにするし、子育てもやってるよ。父兄会は男も来るし。おらも行く」「下の階の老紳士このところうつむいて歩いてることが多い。すれ違いざまに、ボンジュール、と声をかけたら、おらの顔見上げ、パッと満面の笑み拵え、ボンジュール、と。路地や建物の中で見知らぬ人とよく、ボンジュール。みんな一瞬笑顔になるよ。敵なんて本当はそんなにいない。私は敵ではありません」「不意に修復工事が始まり、笑、うるさいよね。でも、これ朝7時半のモンサンミッシェル」といった、フランスツイートをたびたび見せていただけに、余計怒りをかってしまった一面もあるのかもしれない。

 とはいえ、Twitterでも間違いを指摘する声が多かったようで、辻氏はすでにTwitter上で謝罪している。これ以上の炎上騒ぎにはならないだろうが、『ドラえもん』の認知度、人気の高さはやはりすごかった。

おフランスキャラ、イヤミな感じでまとめてみてはいかがだろうか。

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久々に名前を聞いたと思ったら、こんな騒動

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