今週は16.6％とちょい下落。でも可愛いオッサンたちに視聴者悶絶!?　『真田丸』第9話を振りかえる【「黙れ小童！」有り】

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さて、「敵味方、皆だましあいばかりで黒すぎる」という、草刈・昌幸を筆頭とする戦国武将たちの駆け引きへの賞賛が多いが、「おっさんたちがかわいらしすぎる」という声も負けじと多い。

　徳川家との同盟のために、人質として差し出すために、薫（高畑淳子）に膝枕を所望し、甘えながら説得しようとするが、あっさりと断られ、スゴスゴと寝室をあとにする草刈・昌幸も、いつもの腹黒くてカッコいい姿と対照的でおもしろかったが、言及が多かったのは北条氏政（高嶋政伸）と徳川家康（内田聖陽）との対面シーン。

　真田家と同盟を結んでから、急転直下、わずか10日後に北条家と同盟を結ぶことになった徳川家。大物戦国大名2人の初対面シーンが物語最終盤で描かれたのだが、なぜか2人して満面の笑みで相手のほほをナデナデとさすりあい、抱擁するというもの。「なんでおっさんたちがこんなに可愛いのwww」「今回はおっさん回」と、大物俳優が演じる大物戦国大名の愛らしさに、ネット上のファンたちも衝撃を受けた様子。もちろん、腐女子と思わしき絵師による可愛く美化された2人のイラストも、すでにネットのあちこちでUPされてしまっているわけだが、2人がお互いを全然信用していないであろうとわかるところが、よりおもしろい。

　北条も徳川も真田も、刻一刻と状況が変わる中で、お互いがお互いをだまそうとしている状況が、今後も続いていくのだろう。さて、次回予告を見ると第10話「妙手」では、ついに堺・信繁と徳川家との対峙シーンもあるようなので、次回も楽しみにしたい。

 
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