今週は16.6%とちょい下落。でも可愛いオッサンたちに視聴者悶絶!? 『真田丸』第9話を振りかえる【「黙れ小童!」有り】

1603_sanada09.jpg『真田丸』公式サイトより。これは可愛い

 第7話は17.4%、8話は17.1%と推移してきた視聴率が、9話では16.6%(視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)と過去ワーストとなってしまった『真田丸』。だが、裏番組には男女ともに決勝戦まで勝ち進んだ『世界卓球2016』(テレビ東京系)、『R-1 ぐらんぷり』(フジテレビ系)といった強力な裏番組があったのだから、これはある程度しょうがない。

 何より、今週もおもしろかったので、先週に引き続きネット上のファンの声と、筆者の個人的感想を交えて振り返ってみたい。

 第9話「駆引」は、北条・上杉の両方を、信濃から謀略によって撤退させることに成功した真田昌幸(草刈正雄)。彼は自らが戦国大名となって信濃を治めるか、国衆たちを結束させて独立国家を作るべきか、苦悩する。一方で、真田信繁(堺雅人)は、草刈・昌幸の非情な策略に納得しかねていたが、梅(黒木華)のアドバイスもあって吹っ切れる。そして真田家は北条家との戦いに苦戦する徳川家と手を結ぶことに。真田信尹(栗原英雄)の活躍もあって、所領も拡大できそうだったのだが、徳川と北条は意外な選択をするのだった……といったストーリー。

 ざっと、ネット上の声を見てみて多かったのが、室賀正武(西村雅彦)が、真田信幸(大泉洋)へ投げかける、いつものセリフ「黙れ小童(こわっぱ)!」が久々に飛び出したことに喜ぶ声が多い模様。「もうこれだけでお腹一杯」「思わず声出して笑っちまった」と大喜びなんだが、「あと何回、西村さんの『こわっぱぁ!』が聞けるのかなぁ……」とブルーになっている人もいるようだ。

 歴史好きなら知っている人も多かろうが、史実では室賀正武(西村雅彦)さんは大変、悲惨・非業な最後を遂げている。三谷幸喜作品の常連として存在感を示し、前半の物語を盛り上げてきた彼が今後どんな結末を迎えてしまうのか。これは気になるところ。

 登場するだけで「うざい」という声が上がってしまうきり(長澤まさみ)が持ってきたまんじゅうが、「果たしてあれは何でできてるのか」「うるち米だろう」「いや、いがまんじゅうだ」という論争があったりもしたが、一方で悩める堺・信繁にアドバイスを送り、どうもムフフなこともあったらしい黒木・梅が、グングンとヒロイン度を上昇させているのも楽しい。これは三角関係がきそう。

真田太平記 1巻 (ASAHIコミックス)

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西村さんの「黙れ!」は、だんだんタイミング早くなってきてますよね

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