──そこは、その主張で承っておきます。では、東京都ではSFDが作品を引き渡さない理由を把握していないということですね?
若林 そうです。
──現状、SFDの主張を日本動画協会からは聞いていない?
若林 そうです。
──情報収集が不足されているのではないか?
若林 あくまでも、東京都としましては、なんとか、そこの手はずが取れるように働きかけていたところです。
──働きかけっていうのは、松本さんに言うこと?
若林 そうですね。
──10月からすでに5カ月を経過しているが?
若林 そこはインターネットサイトのSFDに対して、作品を引き渡すようにお願いしているということですね。交渉しているということで、聞いていました。
それで、一つは江口さんを解任したことで、この事態が発生したという事実がありますので、江口氏のほうから、支払いを条件に引き渡すと主張しているので、仮処分申請を行ったと聞いています。
──お金の支払いで、何が問題になっているかは東京都は把握していない?
若林 把握はしています。
──どういった調査で把握を?
若林 報告を受けています。
──どなたから?
若林 事務局からです。
──いつの段階ですか?
若林 解約の段階で、お金の支払いをどうするかというのも聞いていたので、内容については聞いています。
──文書ですか、口頭ですか?
若林 第一義的には、口頭で聞いています。
──その後、11月に実行委員会では江口氏を呼んで話を聞きましたよね。
若林 実行委員会の内容については、公表できないということで。
──公表できない理由は?
若林 東京都としては、実行委員会の承諾を入れる必要があるので。
──どうやって、承諾を取ればよいですか?
若林 実行委員会に対して、公開の手続きを取っていただけると。
──どちらに連絡をすればよいのでしょう?
若林 実行委員会の事務局を行っている、日本動画協会へ。
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