あの悲しかった実写とはサヨナラ!? ガチファン製作『ストリートファイター』実写映画新作が良さげな雰囲気!

1601_street.jpg『ストリートファイター 暗殺拳(Street Fighter: Assassin’s Fist)』公式Facebookより

 2015年12月に正式発表されたゲーム『ストリートファイター』(カプコン)の実写新作『ストリートファイター リザレクション(Street Fighter: Resurrection)』。16年3月に公開予定の本作より、キャラクターたちのイメージビジュアルが公開され、国内外のファンから注目を集めている。

 ここで「ゲームの実写か……」と、この記事への興味を失った人はちょっと待ってほしい。たしかに1994年に製作された『ストリートファイター』、09年の『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』の両作とも、出来は正直よくなかった。

 94年版はガイルが主人公で、ジャン・クロード・ヴァンダムが主演。アメリカで製作されたのだから、それぐらいの変更はしょうがないとも思えるが、本来の主人公・リュウは詐欺を働く小悪党へと格下げされるなど、キャラの設定をグチャグチャに変更したうえに、アクションシーンの大半を銃撃戦に費やすというクソ采配ぶり。

『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』は、そのタイトルどおり主人公を春麗に据えているのだが、すっかり“巨悪・ベガを追う女刑事のアクションもの”となっていて、リュウもガイルも出てこない。それだけならスピンオフと割り切ればいいが、肝心の春麗のビジュアルに全くチャイナドレス要素がなく、サービスシーンも少ない。主演のクリスティン・クルック自体は相当な美人さんだっただけに、盛り上がった男性ファンの期待を裏切る形となってしまった。

 これら『ストリートファイター』の残念実写映画を受けて立ち上がったのが、シリーズのファンであるというイギリスの俳優、ジョーイ・アンサー。ゲームシリーズの設定に忠実な映画製作を決意した彼は、10年にYouTubeにて短編『Street Fighter: Legacy』を公開。これが世界中のファンから好評を博したことから長編の製作を企画し、正式にカプコンからの了承を取りつけたうえで、『ストリートファイター 暗殺拳(Street Fighter: Assassin’s Fist)』を製作する。

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