スマホゲー全盛でも「家庭用ゲーム業界におけるトップラインから降りることはない」 カプコン社長の意気込みに賞賛集まる

1510_capcom.jpg『STREET FIGHTER V』公式サイトより。

 スマートフォン向けゲーム(スマホゲー)が賑わいを見せる中、家庭用ゲームに力を入れ続けるカプコン。同社の代表取締役社長・辻本春弘氏が、とあるインタビューで家庭用ゲームに対する熱い意気込みを語った。すると世の中には、スマホゲーにうんざりしている節のあるゲーマーは多いらしく、同氏の意気込みを高く評価する声が……。

 今年も、プレイステーション4用ソフト『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』『戦国BASARA4 皇』、ニンテンドー3DS用ソフト『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村DX』など、多くのゲームを発売したカプコン。来月には、『モンスターハンタークロス』の発売を控える同社は、『モンスターハンター エクスプロア』というスマホゲーを先月から配信しているが、他メーカーに比べ、スマホゲーに力を注いでいないように感じる。果たしてその理由とは? 家庭用ゲームの開発に6割の人員リソースを割いているという、同社の辻本氏はこう述べる。

「家庭用ゲームの開発に最も注力しています。ゲーム業界における最先端の技術を蓄積するだけでなく、新しいコンテンツ(IP)を創出する事業だから――家庭用ゲームの開発投資は今後も継続していきます」


 また、『STAR WARS バトルフロント』(EA)が40人同時プレイできるという点を褒めつつ、以下のようなことも。

「そういう例を見せられると、よし、我々もやってやろうという気になります。将来の成長を考えた場合、家庭用ゲーム業界におけるトップラインから降りることはないと思います。自分たちの成長の可能性を自分たちで否定することになりますからね」


 スマホゲーに大きな流れがある中での、この頼もしい発言。多くのゲーマーから「おー、いいね! がんばれカプコン」「どっかの小並感とは違うな」「よし、鬼武者で和風デモンズを作るんだ!」「バイオ4で見せたあのワクワク感をもう一度進んだ形で見せてくれ、頼むわ」「ほんまかいな…と思ったけど、確かにスマホに注力してる印象はないな」など、称賛する声が上がった。

 ただ、一部からは「でも、モンハンは3DSなんでしょ?」「クソグラモンハンで海外に勝てるわけねえだろ」「心意気は買うけど、いまいちカプコンゲーのグラって小汚いというか、中途半端にバタ臭いんだよな。あとヒット作の続編が2、3と傑作で4以降がゴミみたいな駄作になる」といった声や、「ワインの話か」「ワインでも作ってろ」と、辻本氏の父でカプコン創業者の辻本憲三氏が生み出したワインが、アメリカの富裕層向け雑誌で“最高のワイン”の1本に数えられたことをあげつらう声も。

 また、「ドグマでやらかし気味だが」「ドグマなんとかしろ」「ドグマ死亡」など、『ドラゴンズドグマ オンライン』に対する声も見られた。しかし、辻本氏はインタビューの中で、「『ドラゴンズドグマ オンライン』も非常に好調です。焦らずに、着実に、自分たちがやるべきことを実施し、成果をつみあげていくしかありません」と自信たっぷりに語っている。

 来年春には、プレイステーション4&PC用として、遂にシリーズ最新作『STREET FIGHTER V』を発売するカプコン。これからもスマホゲーに色目を使わない、硬派なスタイルを貫いてほしい。
(ゲームソフトに関して、言及のない限りカプコン)

Street Fighter V (Dates Tbd)

Street Fighter V (Dates Tbd)

すごい自信だ(小並感)

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