今度は中島健人×小松菜奈で『黒崎くん』……映画業界“少女マンガ実写化”大乱発のワケ

『俺物語!!』(10月31日公開/原作:河原和音 作画:アルコ)
TVアニメ版も好評のラブコメディー。体重30キロ増を遂げたた鈴木亮平の役作りが話題に。

『orange』(12月12日公開/高野苺)
同級生の自殺を機に物語が動く、SF青春ラブストーリー。土屋太鳳、山崎賢人らが出演。

 目立つところだけでも、15年は9本も公開されいてるようだ。なぜ映画業界はこれほどまでに少女マンガの実写映画化が好きなのだろうか?

「まず人気作なら、原作ファンの動員が最低限期待できること。加えて、少女マンガの“恋愛”“青春”といったテーマは、SFやアクションが必要になることが多い少年マンガに比べると実写化しやすいんです。それに今、映画業界を支えているのは女性ですから。その女性をターゲットに絞れる少女マンガ原作は、企画が通りやすい。少女マンガに多い学園ものなら、若手中心になるから、役者へのギャラも、撮影にもお金がかかりませんからね」(映画誌ライター)

 さらに16年には、この『黒崎くんの言いなりになんてならない』のほかにも、広瀬すず主演の『ちはやふる』、「劇団EXILE」の佐藤寛太と美沙玲奈が主演する『イタズラなKiss』などの話題作の公開も控えている。今後も増えていきそうな少女マンガ原作の実写映画。粗製乱造、原作ファンの期待を裏切るような作品にならぬようお願いしたいものだ。

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