『弱虫ペダル』の渡辺航が地元・長崎で講演会 荒木飛呂彦や秋本治との逸話も披露

 8月28日に『劇場版 弱虫ペダル』が公開。一方、長崎県美術館では7月18日から『弱虫ペダル』とのコラボにより来年3月31日までスタンプラリーを実施、10月14日から29日には複製原画展も予定されている。

1508_yowapeda1.jpg会場となった長崎県美術館。

 8月9日には原作マンガを描く渡辺航さんが来館。講演会「『弱虫ペダル』~渡辺航先生のルーツを探る~」が行われた。コラボは当館の開館10周年を期して開催されており、渡辺さんの講演会もその一環になる。長崎出身の渡辺さんが県内で講演会を開くのは初めてのこと。事前申し込みで当選した聴衆が熱心に聞き入っていた。

1508_yowapeda2.jpg来場したファンに渡したカードを手にする渡辺航さん。

■マンガを描くことやマンガ家として生計をたてることの大変さ マンガ自体は娯楽

1508_yowapeda3.jpg渡辺「ネームの直しとか下描きが気に入らないとかだと、もっと描かなきゃなりません」。

 会場で圧倒的多数を占める女性の中、子供の姿も。渡辺さんは、最近の子供の中にはマンガがいきなり単行本から出ると思っている子供もいる、と考え連載で雑誌に掲載されることと単行本化されることの違いから話を始めた。「雑誌を大切にとっておいてくれる人もいるんですけど、雑誌というのはもともと読み捨てられる前提で作っていて、バックナンバーを手に入れることは難しいので、単行本は再販があるんですが、雑誌に載っただけだと記憶から忘れられていきます」。

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