『弱虫ペダル』の渡辺航が地元・長崎で講演会 荒木飛呂彦や秋本治との逸話も披露

 このほか『ジョジョの奇妙な冒険』などの荒木飛呂彦さんのアシスタントとして、1カ月だけスタッフの代理で入り、第5部の登場キャラクターであるブローノ・ブチャラティの水玉模様などを描いたこと、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の秋本治さんが『弱虫ペダル』の単行本を読んでいるだけでなく、舞台のDVDまで見ていることなどでも会場が沸いていた。

 終わり際では「最新巻は41巻ですけど、巻数を目標にしても仕方なくて、たまたま描いてたらここまできたと思ってます」と、今後の意向を覗かせた。「僕はその時に描ける一番面白いものを描こうと思ってるんですよね。普通はアイデアが浮かんだ時に、これは面白いからとっとこうってなるんですが、それはその時に旬なものなんで、それを何とか料理して旬なものとして出していかないと読者に喜んでもらえないと思ってます。それを全力でやるってのが僕のテーマだと思ってるので、やっとかないと、いつ連載が終わるかわからないし、死ぬ間際であのネタやってないなって思うのは嫌ですから」。

1508_yowapeda6.jpg来場者にカードを手渡しする渡辺航さん。

 講演後には来場者1人1人に手渡しでカードを渡し、さらに講演会の抽選に漏れたにも関わらず訪れたファンとも軽く交流するなど、渡辺さんは終始ファンサービスに徹していた。
(取材・文/真狩祐志)

「弱虫ペダル」×長崎県美術館
https://www.nagasaki-museum.jp/event/archives/247

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