もともと売春で栄えた地域なのに……三重県志摩市の海女「萌えキャラ」をめぐる不毛な論争

 戦後になり売春防止法が施行された後も、渡鹿野島では公然と売春が行われたように、この地域では伝統的な産業であり、当然存在するものであった。

 そのような独自の性文化が育まれた地域で、単なる萌えキャラに対して「性的である」「女性蔑視」といった批判が巻き上がるのはなぜか。それは、そうした歴史をなかったことにしたいという意志の表れであろう。来年開催が予定されている「伊勢志摩サミット」を前にして「売春の存在は地域の恥」という意識が、人々のどこかに存在しているのである。

 つまり「碧志摩メグ」への批判は女性蔑視でも特定の職業を貶める行為でもなんでもなく、過度な社会浄化の気運の表れといえるだろう。

「オタク絵は気持ち悪い」だとか「オタク絵は気持ち悪いが、それを気持ち悪がるのは差別だ」とか論争を繰り返す前に、地域そのものに性的要素のある文化が根付いていることに目を向けるべきだろう。

 と、ここまで書いて思ったのだが、もし企画者が密かに「碧志摩メグ」というキャラの中に、海女とはしりがねの二つの要素を内包させていたのだったら天才だな。
(文=昼間たかし)

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