アイドルカレッジ オーディション・ドキュメンタリーpart3

新メンバーを早くファンに認知させたのにはコツがあった! アイドルカレッジの事務所関係者に聞くオーディションの裏側

150301_idolcol_05.jpg新メンバーの晴れの舞台。

 O氏も彼女たちのプロ意識の高さについて「プロ意識は高いです。公開オーディションで選ばれたという自覚があるのだと思います」と答えており、ダンスや曲を覚えるのも早いと明かしてくれた。

「新人としては、ダンスや曲の覚えが早く、ステージに立たせることができるので、ファンも応援してくれています。彼女たちの覚えが良いという点も、合格した理由のひとつと言えるでしょう。デビュー当初は、ダンスなどを早く覚えられないと、出演できるステージが少なくなるのが普通ですが、今回の3人は、出演できるステージが初めから多いですね。これは合格する前の早い段階から彼女たちがレッスンに参加してきた賜物です」(O氏)

 今回のオーディションでは書類選考の一次審査を通過した候補者が、審査と同時並行でレッスンに臨んでいた。オーディション中のレッスンのメリットもさることながら、二次審査となったSHOWROOMによるファン投票もまた、新メンバーにプロ意識を与えたようだ。

 デビューステージを終えた後も、さまざまな対バンライブやアキバソフマップ1号店での定期ライブ「私達の通学路~放課後ストライド~」、公開授業(メンバーがお笑いや演技の授業を受けるイベント)、ホームルーム(アイカレのファン感謝イベント)と、多くの場面でファンと対面してきた新メンバーの3人。オーディション中から露出があったため、新人ながらすでにある程度のファンを付けているのだ。特にSHOWROOM上での認知度は高く、デビュー後の配信も視聴者数が多かった。O氏は次のように分析している。

「彼女たちのチェキ列の長さは、まだ新メンバーなのでずば抜けて長くはないですが、ファンは付いていますね。もちろん、ファンの数はまだまだですが、公開オーディションである程度のキャラクターが見えていたので、ファンも受け入れやすかったのだと思います」(O氏)

 アイカレ初となった公開オーディションは、新メンバーにとって、なかなかの成果があったようだ。デビュー時から勢いのある新メンバーについて先輩メンバーたちはどのように思っているのかO氏に聞いてみると、「メンバーはあまりそうした話はしていませんが、今後はライバルになっていくので、意識はしていると思います。メンバーが15人と大所帯のユニットなので、やはりポジション取りの競争がありますからね」と今後を推測した。

150301_idolcol_02_04.jpg伊豆原もも(写真左)がiチーム、小笠原彩乃(写真右)と戸沢舞(写真中央)がcチームに振り分けられることに。

 そんなアイカレには、新メンバーやポジションが後ろのメンバーにも、アピールの機会を与えられている。それが、iチームとcチームのチーム分けだ。もともとは、昨年12月のワンマンライブに向けた期間限定のものだったが、ワンマンライブ後も継続することとなり、新メンバーも伊豆原ももがiチーム、小笠原彩乃と戸沢舞がcチームと、デビューライブの際に振り分けられている。「15人もメンバーがいると、新人やポジションが後ろのメンバーには、スポットライトがなかなか当たらなかったりします。2チームに分ければ、その時は新人や後ろのメンバーも前面に出てこられるので、メンバーにアピールする場を与えることができたと思います」とO氏。「新メンバーをよく見たい!」というファンは、チームごとのステージが穴場のようだ。

 今回のオーディションはSHOWROOM、そしてタイアップした雑誌「月刊デ☆ビュー」での露出が多くあり、ワンマンライブには新規のファンが増えているという。また、アイカレの新メンバー募集のオーディションへの応募も、以前と比べ確実に増えているそうだ。「次回はもう少し募集期間を長くしたいですね」と語るO氏。今回の反省点も踏まえながら、また公開オーディションを行いたいと語ってくれた。
(写真・文/桜井飛鳥)

■アイドルカレッジ オフィシャルサイト
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“成長”を目的としたユニットだけにこれからが楽しみ

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