アイドルカレッジ オーディション・ドキュメンタリーpart1

【アイドルオーディションの裏側】本気でアイドルを目指す子はAKB48のドキュメンタリーで業界の厳しさを学んだ!?

 昨年12月13日、奇しくも第47回衆議院議員選挙の前日となったこの日、投票箱を片手に清き一票を呼びかける少女たちがいた。

1502_icole01_01.jpg最終選考に残った候補者9名。

 この日、東京・有楽町のよみうりホールで開催された『アイドルカレッジワンマンライブ 5th Anniversary STAGE ~あの日の夢よりもっと大きな夢を追いかけて~目指せ1000人』で、アイドルグループ・アイドルカレッジ(アイカレ)の新メンバーを選ぶ最終審査が行われた。今回は、そのオーディションの裏側をレポートする。

 このオーディションは、アイカレとオーディション雑誌『月刊デ☆ビュー』(オリコン・エンタテインメント)とタイアップしたもの。書類審査を通過した候補者は、SHOWROOM【編注:配信者と視聴者が双方向の動画配信サイト】で動画を配信して熱意をアピールする二次審査に進む。二次審査は候補者の動画を見てファンが審査に参加するというもので、それを通過した9名が最終審査へ。最終審査は、ワンマンライブの会場でファン・メンバー・スタッフの投票を合わせた総合審査で、その場で新メンバーが決まった。

1502_icole01_02.jpg候補者たちの周りには、投票をしようとするファンが集まった。

 これまでにもアイドルカレッジは、オーディションでメンバー募集を行ってきたが、ファンも参加できるというのは今回が初めて。今回のオーディションについてファンに聞くと、「今までは、一方的に新メンバーが発表されるのを受け入れるだけだったが、自分たちの意見も取り入れてもらえるのがよい」という好意的な意見が多く、ファンが求める人材を知りたいという事務所の思惑とも見事に合致したようだ。

 開場とともに始まった投票の場には多くのファンが集まり、誰に投票しようか悩む姿が印象的だった。今回は、投票箱を持つ候補者にファンが直接票を投じるという形。SHOWROOMで候補者の動画を見ていたというファンは、「お気に入りの子はいるが、実際に候補者全員を目の前で見てしまうと、迷ってしまう」と話してくれた。また、何人かのファンは、「自分が誰に入れたか(ほかの候補者に)わかってしまう状況で投票するのは酷だし、投票する自分もつらい」と明かす。

 そして、注目すべきは、ファンもイベントとしてオーディションを楽しむ一方で、アイドルカレッジというグループを真剣に考えているということだ。「合格する子は、ファンの意志が反映された子だから、ファンも責任を持って選ぶ必要がある」と、あるファンは語ってくれた。

“選ぶ側にも責任がある”ということをあらためて認識させた今回のオーディション。そんな最終審査では、3名が合格し、晴れてアイカレの新メンバーとなった。その3名に話を聞くと、しかるべき子が選ばれたという印象だった。

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