【C87二日目】寒さのあまり鳥肌を立てるレイヤーたち…そして同人グッズが熱かった『艦これ』【コスプレ写真あり】

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雪こそは降らなかったものの……。

　コミックマーケット87の二日目。雪こそ降らなかったものの、過酷なコミケであった。取材班が会場に到着したのは、午前8時40分。すでに長蛇の待機列が会場を待ちわびている。本当に待ちわびている！

　傘やレインコートを着ていても、次第に強くなる雨によって体温は下がる。なにより、靴が濡れるといっそう寒さを厳しく感じる。傘を持つ人には手袋をしていない人も多く、手は真っ赤になっている。待機列にならんでいた取材班の知人は、『艦これ』を愛して止まない韓国人と共に雨に打たれていた。その彼が曰く「連れの徴兵上がりの韓国人ですら辛そうなんです」。

　10時。開場しても列は容易には動かない。11時半まで待機列を見守っていた取材班だが、11時を過ぎたあたりから、企業の紙袋を持ってビッグサイトから出てくる人もいる。待機列の人々は、それを恨めしそうに眺めているのであった……。

鳥肌を立てていた女性セイヤーが多かった。

　それでも昼を過ぎて、雨が止むと、瞬く間にコスプレ広場は芋を洗うような状態となった。薄着のコスプレイヤーたちは、一様に寒いという。利根改二の衣装に身を包んだコスプレイヤーはいう。「右手だけが寒い！」と。そんな寒さで腕どころか、へそ周りにまで鳥肌を立てながらも、カメラを向けられれば笑顔でポーズを取る彼女らは、相当の根性の持ち主だとみえる。

　そんなコスプレ広場は、コスプレが若い女性だけのものではないことを見せてくれる。娘たちが揃ってコスプレしている親子連れもいれば、甲冑に身を包む西洋の騎士もいる。『艦これ』の着ぐるみに身を包んだ人は、中の人をまったく意識させない仕草が見事であった。さらに、ハイテンションで楽しんでいるアメリカ人女性のグループは、すごく慣れた雰囲気なのに今回が初参加。どこから来たのか聞いたら「石川県！」と日本語で。

【最後にコスプレ写真あり！】

 
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