異色すぎるメンバー構成ができるまで

男性ボーカル、オカマ、5歳児…異色アイドルユニット、青SHUN学園の正体とは?【インタビュー前編】

1409seisyun_2.jpg(写真/幸田昌之)

SHUN あと、山口県のテレビ局で、“男装”して、レポーターとかする番組を持っているんです。オカマキャラだけだと、ただの中身がない人に見えがちですが、ライブでは男とオカマを両方使い分けてくれるので、オカマちゃんは女性ファンが多いよね。

伊達 そうなんですよ。

■チェキ列の一番人気は、まさかのSHUN!?

――そんなSHUNさんと伊達さんはどの層のファンに支持されているのでしょうか?

SHUN 伊達ちゃんは、女性ファン、多いよね。で、僕は男性ファンが多いよね。

――え!? 男性ファンが多いのですか!?

SHUN そうです。ほぼほぼ、僕のチェキ列は男性ファンが並びますもん。

――対バンライブで、ほかの女性アイドルを見に来た男性ファンも、虜にしてしまうのですか?

SHUN 虜にできているかどうかは分からないですけど(笑)、「僕はオカマじゃないですが、一緒に撮れますか?」って、男性が来ることが、たびたびあるんです。昨日もライブがありましたが、たぶん、女子よりも撮ってます。たまたまですが(笑)。

原田 SHUNさんの方が、私よりも多い時があります。チェキ列を自慢されるんです。

――女性メンバーは、嫉妬しないのですか?

原田 いやぁ、SHUNさんあっての青SHUN学園だと思っていますから。

――そうなると、本当に女性メンバーのみの「ツインテール~I LOVE YOUをありがとう~」のリリースは苦労されたんじゃないですか?

SHUN 今回のリリースは女子チームの武者修行って言いましたけど、そこで分かったことがあるんです。今、活動しているチームは、1年前は2列目3列目にいたメンバーが中心となっていて、このチームが、僕がいなくなった時に、どこまでできるのかというのをやっていたので、彼女たちなりに、必死で駆け抜けてきたと思うんですよ。高校生や中学生、小学生や幼稚園児が親元を離れて2ヵ月間リリースイベントをやるって、そうとう大変だったと思います。そして、リリースイベントの後半には、大きいライブの時は、お客さんを巻き込まなきゃってことで、僕も伊達ちゃんも参加しました。

――最後はやっぱり青SHUN学園として完璧な姿でステージに立ったんですね。そんなリリースイベントで気づけたことなどはありましたか?

SHUN 青SHUN学園って、もう結成してから4年くらいたちますが、4年間続くって、たぶんすごいことで、今のこの形が正解だなって思ったんです。毎回、お客さんが盛り上がって飛んだり、はねたり、大声を出したりしているのを見て、女子だけでもダメだし、オカマだけは言語道断でダメだし、SHUNだけでもやっぱりダメで、三位一体となって初めて青SHUN学園の魅力なんだって気づけた、このリリースイベント期間でした。だから、女子は女子でスキルアップしなくちゃダメだし、僕は僕でダイエットしなくちゃいけないし(笑)、伊達ちゃんは伊達ちゃんでもっと気持ちワルカワイ!?くならなきゃいけないんですよ。

1409seisyun_3.jpg(写真/幸田昌之)

※※※※※※※※※
 バラエティー豊かなメンバーが揃う青SHUN学園は、まさかの「一緒に出演する時の説明が、面倒くさいから」という理由で、男女別々のユニットが合体して生まれていたことが判明。今ではその個性的なメンバー構成で人気を博しているが、デビュー当時は、やはり女性アイドルを見に来た男性の観客からは、ブーイングの嵐だったとか……。デビュー当時のエピソード、そんな偏見を覆してきたライブパフォーマンスや楽曲制作、総合エンターテインメントを確立した裏側は、インタビュー後編で!
(取材・文/桜井飛鳥)

■後編はこちら

■青SHUN学園
公式サイト http://seishun-gakuen.com/

■「ツインテール~I LOVE YOUをありがとう~」
アーティスト:青SHUN学園
発売日:2014年8月19日
品番/価格:
【DVD付盤】YZPB-5038 / 1852円(+税)
【通常盤】YZPB-5039 / 926円(+税)
【コラボ盤】YZPB-5040 / 926円(+税)
発売元:Stand-Up! Records
販売元:クラウン徳間ミュージック販売(株)

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