異色すぎるメンバー構成ができるまで

男性ボーカル、オカマ、5歳児…異色アイドルユニット、青SHUN学園の正体とは?【インタビュー前編】

1409seisyun_1.jpg(写真/幸田昌之)

――女性アイドルイベントによく出演しているので、一般的には、青SHUN学園は“女性アイドルユニット”というイメージがあるかと思いますが、メンバーのみなさんの認識を教えてください。

SHUN 正直、“女性ユニット”とは、ひと言も言ってないんですよね(笑)。今回、女性メンバーによる「ツインテール~I LOVE YOUをありがとう~」をメジャーデビューの曲として出したのは、レーベルであるStand-Up! Recordsにアフィリア・サーガさんやアイドルカレッジさんがいて、レーベルの女性アイドル色が強かったからというのもありました。でも、今回は青SHUN学園の女の子だけで“どこまでできるのか”というのが、一番のコンセプトだったんです。

――なぜ、女性メンバーだけでどこまでできるのか見たかったのでしょうか?

SHUN アイドル業界のお客さんの中には、「男がいるから」とか、「オカマがいるから」と敬遠する人もいるかもしれないので、「じゃぁ、分かりました」「男性を除いてみましょう」となった時、女子だけでどれだけ戦えるかを見てみました。最終的には手伝いましたけど。だけどライブやインストアイベント、曲のレコーディングの時も、僕もオカマも出なかったけど、正直どうだったの?

原田 いつもはSHUNさんと一緒にライブをやっていましたが、今回のレコーディングもそうですし、ライブも女子だけの時があったので、今までSHUNさんがいてお客さんを巻き込めていた部分を自分たちだけでどう盛り上げて巻き込んでいくかというのが、毎回難しかったです。

SHUN 正直、武者修行のようなところもあったよね。

原田 そんな感じでしたよね、本当に。

――では、女性だけのグループとしては、まだまだということなのでしょうか。

SHUN いや、青SHUN学園で、女性だけのグループになることは、だぶんないと思います。第三者的に見ても、それってマイナスなんですよ。まぁ、僕は別にいいんですけど(笑)。

原田・伊達アキコ(以下、伊達) ダメです!

SHUN たぶん、今のアイドル業界のオーディエンスや業界の方にとって、青SHUN学園が女子部(青SHUN学園の女性メンバー)だけになったら、魅力がなくなるんじゃないかな。僕がプロデューサーの目線で見ても、もし僕らみたいなユニットがいたら、怖いです。あと、5歳のメンバーがいるので、キッズメンバーでも魅せられて、オカマでも魅せられて、女子でももちろん魅せられて。そしてなおかつロコドルっていう強みがあるので、今の形を覆していくことはないですね、たぶん。

■オカマより5歳児のほうが大先輩!?

――青SHUN学園には、5歳の幼稚園児もいるんですね。幼稚園児がメンバーにいるのは珍しいですが、なぜメンバーにしたのですか?

SHUN いたんでしょうね~、そこに(笑)。僕らは福岡で20年以上続いているタレント・モデルプロダクションの「ノーメイク」に所属しているメンバーなんです。今いる、5歳の恒松りゆは、0歳の時から所属していて、赤ちゃんの時から仕事をしています。

伊達 (芸歴的には)先輩です!

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