異色すぎるメンバー構成ができるまで

男性ボーカル、オカマ、5歳児…異色アイドルユニット、青SHUN学園の正体とは?【インタビュー前編】

1409seisyun_5.jpg(写真/幸田昌之)

 女性メンバーだけでなく、“男性ボーカル”に女装をした“オカマメンバー”までいる異色のロック系アイドルユニット・青SHUN学園。福岡を拠点に活動しているユニットだが、今夏は国内最大級のロック・フェスティバル・SUMMER SONIC 2014(サマーソニックフォーティーン)に出演したり、アイドル専門レーベルStand-Up! Recordsから、「ツインテール~I LOVE YOUをありがとう~」をリリースしメジャーデビューしたりと、ますますその勢いが加速している。『笑いと情報をとりホーダイ!バイキング』(フジテレビ)のテーマソング「バイキング・フェリー」を歌っているユニットと言えば、知っている人も多いのでは。

 そんな青SHUN学園より、男性ボーカルで学園長プロデューサーのSHUN、オカマメンバーの伊達アキコ、女性メンバーの原田真帆にインタビュー。その異色なユニットの生い立ちに迫った。

■昔は女性ユニットと男性ユニットに分かれていた!

――青SHUN学園は、2つのユニットが合体したと伺いましたが、生まれた背景を教えてください。

SHUN 女性メンバーによる青春女子学園と男性メンバーによるSHUN with Fun’sdというグループがあったのですが、同じ事務所なので、ライブがあると一緒に出演していました。でも、だんだん、説明が面倒くさくなってきたんです(笑)。女子のアイドルユニットにオファーがきたのに、一緒に男性グループが出たり、男性ユニットにオファーがきたのに、女の子たちがいたり(笑)。説明が難しくなっちゃったので、「よし、まとめよう!」ってことで、2011年に2つのユニットをまとめたのが始まりです。

――女性メンバーは女の子のアイドルグループとして活動していたのに、男性メンバーと活動することになるのは、嫌ではなかったのですか?

原田真帆(以下、原田) 私が青春女子学園に入った時から、SHUN with Fun’sdと一緒にライブをしていたので、青SHUN学園で一緒になった時も、それまでと変わらない状態でした。やっぱり、ほかのアイドルにはいない男性ボーカルや、オカマの伊達ちゃんがいるのはグループの強みになるので、私にとっては大歓迎でした……って、上から目線で言ってしまいましたけど(笑)。

SHUN アイドルイベントは、大きいものから小さいものまで出ていますが、僕らは基本、地方のロコドル(ご当地アイドル)なんです。ロコドルは全国に500組くらいいるんですよ。そこで、どうほかのグループと差別化するかということになりますが、たぶん、女子だけでやっていたら、「お台場新大陸」【編注:今夏、お台場で行われたフジテレビのイベント】のステージや、大きいアイドルイベントには出られなかったと思います。そういう意味では、女性ユニットと男性ユニットが一体になっていなければ出られなかったイベントが多かったですね。

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