TVアニメ『無職転生 ~異世界行ったら本気だす』第1話

TVアニメ「無職転生 ~異世界行ったら本気だす」公式サイトより

  冒頭。現世で主人公の元の体の男が事故にあうシーンからスタート。目を覚ました彼は、見知らぬ男女にかわるがわる顔を除かれ、突然キスされた。女性の方がこちらを抱きしめようとしたとき、その豊満な胸にスケベ心から手を出したところ、自分の手が異様に小さいことに気付く。

 そう、彼は死にこの男女の子供として生まれ変わった。男女の名前はパウロとゼニス。年齢は見たところ20代前半。彼はこの事実を受け入れ、この家の子供ルーデウス(通称・ルディ)として生活を送ることに。最初は周りの人間たちが使う言語がわからなかったが、半年もたつとそれなりに理解できるようになった。

 この家には両親以外にもメイドのリーリャという女性がいるが、彼女はルディの赤ん坊にあるまじき行動をちょこちょこ目にしており、どこか訝し気に様子を見ている。

 半年過ごしてみて、ここが俗に言う剣と魔法が存在する異世界であることを確認。家の中を歩き回れるようになると、ルディの中から5冊しか本を発見。とりあえずこれで魔法に関する知識を得用とするも文字が理解できない。さらに1年ほどかけてなんとか徐々に文字が読めるようになってきたルディは魔法に関する知識を少しずつ仕入れていった。

 その本によれば個人の魔力量は生まれた時にきまっているらしい。この体の魔力量を知るためにとりあえず試してみることに。呪文を詠唱をして、ウォーターボールという魔法を使用。水の球が飛んでいく魔法らしいが、ルディができたのは水の塊を生みだすことだけ。それは生み出されるとそのまま落下してしまう。

 もう一度試してみると、次は詠唱をしなくても水の塊を生みだすことは出来たものの、そのまま落下してしまう。さらに突然魔法を使ったからかMP切れを起こして倒れてしまう。

 その日から何度も魔法を試す日々が始まった。そして魔術は生成・サイズ設定・射出速度設定・発動のプロセスをたどっていることを理解。いままで彼は射出速度の設定をしていないこともわかった。

 次にルディは中級魔法を使ったのが、その威力は思った以上。窓とそこに沿った壁を全て破壊してしまう。この爆発でルディが魔法を使ったことを知った母は大喜び。自分の子が天才だと騒ぎ、魔術の先生を雇うべきだとパウロに進言。

 だが、剣士のパウロは男の子が生まれたら剣士にすると約束していたと、魔術師を雇うことに反対。教育方針の違いであわや喧嘩に発展しそうだったがメイドのリーリャが午前中が魔術、午後は剣術を学べばいいのでは? という助言をくれたことで無事解決。
 
 早速、彼に魔術の先生がつくことになった。彼女の名前はロキシー・ミグルディア。ルディの見立てでは中学生くらいの容姿。ロリ、ジト目、不愛想というパーフェクトな見た目スキルを兼ね備えている。ロキシーは自分が教えるのがルディと知り、少し落胆したような様子を見せる。親が子供に過信しすぎて浮かれているだけに見えたようだ。

 早速授業が開始。ウォーターボールを使うロキシー。庭にある木を破壊するも、その後、治癒魔術で復活。先生というだけあって、様々な魔法を使うことが出来るようだ。彼女から学ぶことも多いはずだ。

 その晩はロキシーの歓迎会が行われ家族みんなで食卓を囲んだ。この穏やかな世界は、引きこもりニートでトラックにひかれて死んだ男には手に入れることができなかったものだ。彼はこの世界でなら自分にもできるのではないかと思い始めた。次回以降はどんな進展を見せるのだろうか?

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