アニメ『BEASTARS ビースターズ』目玉のおばけ登場＆ルイ先輩の帰還第13話

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　結構衝撃的だった1期から1年。BEASTERS2期もスタート。基本的な生活は変わらず、学園のトップに君臨していたルイは姿を消したままという状況のようだ。

　ある夜、流星群が流れるということで同室のメンバーと星を眺めていたレゴシ。ジャックは望遠鏡を抱えて走っていると以前食殺事件が起こった第2講義室の前からもの音が。恐る恐るその物音の場所に近づいてみると、そこには大きな目玉が……。

　恐怖にかられて逃げたジャック。翌日、この話をすると、クラスメイトから、食殺されたテムの幽霊なのではないかとうわさする。
　
　レゴシはクラスメイト達のこの会話を話半分に聞いていた。いるかどうかもわからない幽霊よりも、意中の相手との逢瀬の約束が思春期男子には大切なのだ。

　ハルとは放課後いつも人気のない階段で会っていた。SNSでレゴシが誘い、ハルが場所を指定。それがいつものパターン。草食動物のなかではふたりが外泊をしたという事実は大きなトピックとして扱われている。おいそれと会うわけにはいかない。

　レゴシはむしろ堂々と二人でいるところを見せた方がいいのでは？　と考えるも、ハルは今の自分たちの関係を変えずにおしゃべりするだけで楽しい関係でいよう。と笑いかける。その返答にレゴシは、自分とハルの関係はお付き合いをしている恋人同士ではないことを知り、衝撃を受ける。独り相撲だったようだ。

　また小動物グループでも今回の騒動が話題になっているようだが、それよりもハルはルイの失踪が気になっている。レゴシも所属している演劇部では、秋の公演に向けてそろそろ準備を進めなくてはならないが、主役を張れるルイがいない。そのためキャスティングを巡り、騒動が起こっていた。

　場面は変わり、幽霊事件の真相を解明すべくダラムとレグノは第二講義室前に。いざスマホを構えてシャッターを押した瞬間、そこには話通り目が!!　ふたりは現場から逃げ出した。

　幽霊騒動は大きくなっていく。だがレゴシは我関せずと騒動から距離を置いていた。そして校舎の外で2か月間姿を消していたルイと出会う。あまりにも普通に現れたルイに衝撃をうけるレゴシ。問いただしたいことはたくさんあるのだが、全てを拒否するような空気をまとっている。

　ルイはそのまま演劇部へ。部員は帰還を喜ぶも、ルイは部長に退部届を提出。ルイは部室を眺めるとその安っぽさを鼻で笑い、レゴシに対し「明暗が逆転した」と言い残し演劇部から去っていった。

　数日後、レゴシのルームメイトの作戦により、眼玉幽霊の正体が発覚。設置した隠しカメラに1年のモルモットが写っていた。みんなおばけなんて結局いなかったのだと結論付けようとしたのだが、レゴシはそれに異を唱える。

　ルームメイトたちといる部屋で、「何かいるよ、この部屋」と言いだし、突如壁を破壊。その行動にルームメイトたちはかなりおどろくが、レゴシはそのまま壁の補修をするための工具を取りに外に出た。

　彼はルームメイトたちと離れてひとりになると、壁の中に声をかける。すると、今まで無言だった目玉の幽霊が、彼の前に姿を現した。

　目玉の正体は、またルイ先輩はどうなってしまったのか？　今後の展開が楽しみだ。