アニメ『BEASTARS ビースターズ』最終回にしてレゴシがついにハルに告白!ふたりの恋の行方は?

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TVアニメ「BEASTARS ビースターズ」公式サイトより

 擬人化された肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界『BEASTARS ビースターズ』。第12話がオンエアされた。

【第12話】
 レゴシがハルを抱こうとすると、突然、口の中にハルの腕が押し込まれる。ハル自身も驚いているその行動は、オオカミに食べられようとするウサギの本能だった。「愛し合うのは間違いだ」と遺伝子が叱責しているのだと感じ、何もせずに二匹は朝を迎える。 しかし、隕石祭の賑やかな会場で、ハルは自分にとってレゴシがどれだけ大きな存在になってしまったか気付く。 そしてレゴシは宣言通り、ハルに想いを告げようとするが…

 ハルのウサギの本能をまざまざと見せつけられたことによって、甘い雰囲気はなくなりどこかいたたまれない感じになってしまう2匹。結局そのまま夜が明けて二人は何もないままに学校に戻る。お小言はさんざん言われたものの無事に日常に戻ってくることができた。

 保健室でお小言を受けながらレゴシが休んでいると、その場にジュノが現れる。彼女はハルにライバル心を燃やしつつも無事帰ってきたことから自分へのアピールも忘れない。だが、今レゴシの心に入り込める女子は同種といえどいない。ジュノのあからさまなアピールにも全く気付かないレゴシに何を言っても無駄だとジュノは矛先をハルのほうにむける。

 ハルの匂いを嗅ぐと、レゴシと彼女の間に性的なことが起こっていないことが分かったようで、ジュノはハルに「女として勝って見せる」と宣言。

 その宣言の通り、ジュノは色々な人にその魅力を認められている。ルイがいなくなったことで、大わらわの演劇部でルイの代わりを務め皆の士気を高め堂々とした振る舞いを見せた。そのジュノの頑張りのおかげで回りがどんどん変化していっていることを敏感に感じ取るレゴシ。それを感じるからこそ彼は自分は変わらずにいたい、ハルがそこにいてくれるなら。という気持ちを強くした。

 色々な気持ちが入り乱れる中、隕石祭がスタート。ハルはいつもの通り一人で園芸部として花の世話にいそしむが、この24時間の中で現実と理想を味わったような気持ちでこの時間を過ごしていた。そんな中で演劇部の演目がスタートし、センターで踊るジュノの姿を目にする。モノローグは全く別で、肉食獣のしなやかさや強さを見せつけられて自分のちっぽけさを思い知らされたようでその場を逃げ出そうとしてしまう。

 しかし、そこにレゴシが現れる。彼はしっかりと彼女に告白をする、と約束を果たしに来たのだ。まさにハルに思いを伝えようとしたその言葉を遮りハルが口を開こうとしたそのとき、突如ステージ上からジュノがレゴシを呼び寄せた。

 彼が同級生を恐ろしい団体から守った英雄だと、草食と肉食のシンプルな思いやりである、とレゴシの本意ではないきれいな言葉でたたえた。観客もジュノのスピーチに共感して拍手を送るが彼は戸惑うばかり。
 
 そのすきにハルは隕石祭の会場から抜け出してしまう。攫われた次の日なのに危ないよ! と思っていたらレゴシも同じ気持ちで彼女を追いかけてくる。

 そしてレゴシは彼女に対して「君が好きだよ。君を守れるように強くなるから」と告げる。ハルはその告白に対して「待ってる」と返事。これはOKってことなのか、「強くなる」を待ってのことになるのか。

 キチンとした答えがないまま、レゴシ達の学校生活のシーンへとうつる。親友と夏が終わることについて談笑する彼の姿はとても穏やかだ。

 そこに映し出されるルイ行方不明の紙面。いったい彼はどうなってしまったのか。本当に角を残して食べられててしまったのだろうか。気になることばかりのまま最終回は幕を閉じる。2期を感じさせる告知もあったが……。

 いつになるかなー。気になる気になる。ハルとレゴシ。そしてルイ。まだまだ物語の冒頭でしかないようなので、2期のスタートを心待ちにしている。かっこいい作品だった。
(文=三澤凛)

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