アニメ『BEASTARS ビースターズ』ハルが食べられる直前に思い出したのはレゴシの顔?これってつまり…第10話

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TVアニメ「BEASTARS ビースターズ」公式サイトより

 擬人化された肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界を舞台に、全寮制の学校「チェリートン学園」へ通う動物たちの群像劇『BEASTARS ビースターズ』。第10話がオンエアされた。

【第10話】

 誘拐されたハルを救うために駆け出したレゴシは、ハルの匂いを追って裏市へ辿り着き、ゴウヒンと再会する。高校生がシシ組に乗り込むなんて自殺行為だと止められるが、制止を聞かずにレゴシはアジトへ向かう。そのひたむきさや青さを放って置けなかったゴウヒンの助力を得て、レゴシは銃を手にしたシシ組の組員達とボロボロになりながらも大乱闘を繰り広げる。 すべては「もう一度ハルちゃんに会いたい」という、本能よりも強いわがままのために。

 裏市までハルの匂いをたどりやってきたレゴシ。だがそこでシシ組について問うても、誰もが目を背けたりとその名前に関わり合うことを避けられてしまう。

 だがチンピラのような輩に声をかけたことで、シシ組を知っていると騙され人通りの少ない所に連れていかれてしまう。シシ組なんかに関わって殺されに行くくらいなら、毛皮をはがさせろと襲われてしまう。

 そこに現れたのが、以前裏市に来た際に出会ったパンダのゴーヒンだった。彼はシシ組に向かうというレゴシの話を聞き、いかにやばい組織かを教えてくれた。なんでもライオン35頭からなる犯罪集団で、食殺事件で生計をたるやばい集団だというのだ。 

 レゴシが恋したウサギがシシ組にとらわれたと聞くと、それはもう手遅れでありどうしようもないからあきらめろと彼に告げるが、ここまでやってきたレゴシがそんなことを言われたからといって引き下がれるわけもない。

 さらに彼は、肉食獣としてハルに謝りたいことがあるから絶対に助けたいのだとゴーヒンに告げる。一度彼女を食べようとしたことがあること、自分がハルを好きなこと。もし助けられたら償ってそういった諸々を全て彼女に告白したいのだと。レゴシは場所を教えてくれないならもういいとゴーヒンの元を離れ、ハルの匂いをさらにたどる。

 一方レゴシが飛び出した後の隕石祭の準備会場では、ジュノがルイになぜレゴシが飛び出していったか問い詰めるシーンが描かれる。シシ組に向かっていったレゴシの行動を知るルイは、もう彼が生きて戻ってこないかもしれないとジュノに示唆する。身動きが取れないルイは何を思ってこの時間を過ごすのだろう。見ていて辛くなる表情だ。

 シシ組を追っている間にそのシシ組の連中にぶちあたったレゴシは、またピンチを迎えていた。ハルの匂いをさせたライオンに行き当たり、ボコボコにされてしまう。そこに再度ゴーヒンが現れ二人でハルが捕らわれているという五重塔を目指すことに。

 屈強なライオンがうじゃうじゃいるなか、まだまだ子供のハイイロオオカミと腕っぷしのいいパンダが飛び込んでいく。時にゴーヒンが危険な状態になりながらも、先へと進んでいくがレゴシは肉食のくせに相手に致命傷を負わせることをしない。それではハルにたどり着く前に死んでしまうと、レゴシは喉にかみつけとアドバイスされる。

 一方そのころハルは、脳内で遺書をつづっていた。今までの人生を振り返り、この結末に至ったことはさもありなんと思う部分もあるが、それでも生きたいという思いをしたためる。 その時にふと、レゴシのことを思い出した。彼に恥ずかしくないウサギとして最後まで生きたいと心に決めたハルは、自分をまさに食べようとするライオンにむかって啖呵をきった。

 だがそんな啖呵は火に油を注ぐだけ。まさに屈服させられそうなその時レゴシがハルの目の前に飛び込んでくる。

 このシーンのレゴシのかっこよさ!!! なんでここに来たの? というハルの質問に答える姿はいつも通りだけれども、絶望していたハルにはどんなに頼もしく見えただろう。

 果たして、レゴシはハルを連れてここから逃げ出すことができるのか!?
(文=三澤凛)

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