アニメ『アイカツオンパレード!』らきの存在意義とは?ドレスの意味とは?成長が垣間見れた16話

 アイカツシリーズ最新作『アイカツオンパレード!』! 第16話が放送された。


第16話 「輝きのらき」
 ソルベット王国で、天翔ひびき率いる劇団「天翔座」で舞台公演が行われる。らきは重要な役である妖精の王女役に抜擢された。さらにその衣装のデザインまで任されることに。王女役がふさわしくないのではないかと悩むらきに本物の王女がくれたアドバイスとは?


 ここ数話はらきちゃんの成長にストーリーの軸が置かれているが、今回は演じるということに対してらきちゃんが真剣に取り組む。

 ソルベット王国に伝わる絵本を基に舞台をすることになったらきたち。その中でも重要な役であるグレースという妖精の王女の娘役をまかされることになったらき。加えて作中で着るドレスのデザインも任されることに。

 出番は少ないけれど重要な役なので、お芝居にもプレッシャーがかかる。まずもって台詞を覚えるのが人一倍遅く、お芝居もみんなに比べてダメダメ……と前途は多難。

 ドレスについても「すごいドレスのすごいところを全部入れたらすっごくすっごいドレスができるかも!」と以前似たようなことで怒られたことがあったような気がするが、こりずにまた短絡的な思考でデザインを起こしてみることに。

 だが、もちろんそんなデザインは却下されてしまう。当たりまえだ。参考元をつなぎ合わせたようなドレスは、役のことをしっかり考えて作られたものではない。

 なぜ自分がグレース役に抜擢されたのか。その理由を自分よりもグレース役が似合うと思っていたアリシアから聞いたことで、らきの意識は大きく変わる。らきが子供たちを笑顔にしているのを目撃したことで、らきは子供たちにとってとても身近な存在だから舞台の上でお姫様になるところを子供たちに見せたら、夢や希望を与えられると思ったからだということ。

 この言葉を受けて、らきはグレースに似合うドレスについて本気で考えだす。その本気にみおちゃん、あいねちゃんたちがアドバイスを与えてくれる。グレースのドレスで誰に気持ちを届けたいのかを考えてみて、と言われたらきはアリシアの着る氷の妖精の女王のドレスを参考にした、自分だけのグレースのドレスを完成させる。

 氷のような透明でキラキラの生地と、雪の結晶みたいな真っ白なレースとピンクのリボンでかわいらしさを足したドレス。らきはこのドレスでおとぎ話が大好きな子供たちに、ラッキーとハッピーを届けたいと強く願うのであった。

 このドレスを着て、とうとうステージの幕が上がる。物語は滞りなく進み、最後にはらきがデザインしたジュエリングドレス「リボンエメラルドコーデ」をまとったステージを披露。そろそろらきちゃんにも新曲が欲しいけど、曲ごとに毎回細かく演出が変わってるなど作り手のこだわりも感じられる。
 
 毎回作画が微妙なのが悩みの種だが、今回一か所だけかわいく微笑むらきちゃんの表情のアップがあった。こういう大事なカットだけでも作画が安定してほしい。
(文=三澤凛)

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