TVアニメ『ID: INVADED イド:インヴェイデッド』自らこめかみに穴を開ける…なかなかにエグイ第2話

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ID: INVADED イド:インヴェイデッド公式サイトより

 監督・あおきえい、脚本・舞城王太郎が創り出すオリジナルSFミステリ『ID: INVADED イド:インヴェイデッド』の第2話がオンエアされた。

 初回1時間スペシャルとかではなく、2話を連続でオンエアするというスタイルで続けて、OPにイラストがついてスタート。
 
 亡くなったからイドの中に現れたのかと思われていた本堂町が、現場で思念粒子が集まっていることを確認する。

 犯人穴あきこと富久田に拉致された本堂町。彼は今までも拉致した人間全員のこめかみに、ドリルで自分にあるのと同じ穴をあけるという行為を繰り返していた。本堂町にドリルを突きつけ、彼女がもっていたワクムスビは一体何の機械なのかを問う。この機会で思念粒子を集めて犯人の居場所を集める機会なのだが、そこに思念粒子を集めるには犯人が実際に殺意を込めた行動を取らないといけないらしい。

 彼女は彼に説明をしつつ自分のこめかみにドリルで穴をあけることで、松岡の持つワクムスビを発動させ彼を捕まえることにかけた。自分の手で自分のこめかみに穴を開けさせるって怖すぎるでしょ‥‥…。観ていて「ひぃ」って声が出ずにはいられない。

 さらに本堂町が危害にあったことで、イドの世界にいた本堂町が穴あけのイド世界から離脱。それに合わせて酒井戸もそのイドから離脱し、新たに作られた本堂町のイドへと投入される。

 また新たなカエルちゃんの死体がある世界に投入された酒井戸は、また自分のことも世界のことも知らない状態になり、カエルちゃんの死体をみることで役割を思い出すようだ。だが、この世界のカエルちゃんは首をつった足元に遺書を残し「自殺です」と宣言していた。これでは推理のしようがないと思った矢先、突如上空から大きなドリルがカエルちゃんの遺体もろとも酒井戸を貫いてしまった。

 これにてイドの世界の酒井戸は死亡という扱いになってしまう。しかし、この一瞬の間に蔵のメンバーは情報を読み取り、現在本堂町がどこにいるかの割り出しに成功。一気に穴あきの元へとたどり着くことができた。

 幸い本堂町はドリルで穴をあけられたものの大事には至らず無事に保護。穴あきはその身柄を確保された。この男、本堂町を気に入ったようで傷がいえたら自分の元にまた会いにきてくれと言いながら引っ張られていった。

 これにて、張り詰めていた蔵の空気は緩み一件落着となった。百貴は今回の功労者である酒井戸の実在の姿である鳴瓢の元へ訪れる。イドの中に入れるのはかつて殺人を起こしたものだけという話があったが、彼もそうなのだろうか。
 
 二人は今回の事件について感想を交わし合うが、百貴はどこか彼を心配しているような様子を見せる。どこかうつろそうな表情の彼はジョンウォーカーの情報を求めているようで、そのためにはまたイドに入り、その中で死ぬことも厭わないようだ。彼はカエルちゃんに誰かを重ねている節があり、その点を百貴は危惧しているようだった。彼は部屋へと移送され、ベッドに倒れこむ。そのベッドの周りの壁には彼の娘のような少女が映る写真が大量に張られていた。
 
 一体何のために酒井戸としてイドに入るのか。彼の追うジョンウォーカーとは。まだまだ先が見えない物語の奥は深そうだ。
(文=三澤凛)

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