ガイナックス社長逮捕報道の「エヴァ制作の……」に違和感 しかし、現在のガイナックスには「なにもない」

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ガイナックス公式サイトより

 声優志望の10代女性にわいせつな行為をしたとして、アニメ制作会社・ガイナックスの社長・巻智博容疑者(50)が5日、準強制わいせつ容疑で逮捕された。

 巻容疑者は今年2月、「プロダクション女子寮」と称する足立区のマンションの一室で声優志望の女性に対し、「芸能人として写真を撮られるための訓練」と言って上半身裸の写真を撮影したほか、マッサージと称して身体を触った疑いがかけられている。警視庁の調べに対し、巻容疑者は「お願いされて撮影した。事実は違う」と容疑を否認している。

 この報道に対し、各メディアはガイナックスを紹介するにあたり<エヴァ制作の~>という言葉を用いているが、『新世紀エヴァンゲリオン』もとい『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の権利関係は庵野秀明が代表取締役社長を務めるカラーに引き継がれているため、事情を知っているアニメファンは違和感を覚えているようだ。ベテランアニメーターの平松禎史氏も「現在制作中の映画が不安視されかねない記述は改めてほしい」とツイートしている。


 だが、世間一般に対してガイナックスをわかりやすく紹介するとすれば、どうしても『エヴァ』を使わないといけないくらい、現在のガイナックスには「なにもない」のだ。

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