アニメ『真・中華一番!』これって料理アニメだったよね…?本領発揮してきた第7話

アニメ『真・中華一番!』これって料理アニメだったよね…?本領発揮してきた第7話の画像1『真・中華一番!』公式HPより

 90年代に一世を風靡した料理漫画『真・中華一番!』が、新しいビジュアルで再アニメ化! 第7話がオンエアされた。

第7話 二人の継承者
 マオとレオンの“神前刀工勝負”はついに決着する!マオが伝説の厨具「永霊刀」を手にすると継承者としての証である龍の紋章が浮かびあがった。そしてその神秘の力を体験したマオは、継承者はもう一人いると言うのであった…

 どんどんリアクションが派手になってきて、これぞ中華一番という感じ増してきた。今回はとうとうマオとレオンとの闘いに決着がつき、マオについての疑惑が明かされる回となった。

 二人の神前刀工勝負はとうとう試食段階へ。マオの料理には時間がかかりすぎ、鯛の一番の旨さを得るにはタイミングを逸してしまっているというのが大方の意見だった。

 誰もが期待をせずにマオの料理を口に運んだその時、審査員たちの脳天に衝撃が走る。

 マオの料理はまるで生きているかのような鮮度を誇り、野菜と共に弾ける旬の味を感じることができた。その味は確実にレオンに引けを取らないと誰もが舌鼓を打った。

 時間を外したはずのマオの鯛がなぜこんなにも衝撃的な鮮度を保っているのか。それは、マオの調理方法にあった。レオンは氷の包丁で調理をしたその反対に、マオは手の平が火傷でボロボロになるほどに熱い包丁でこの料理対決に挑んでいたのだった。

 レオンとマオの料理への協議は長い時間を要した。その真偽の結果、二人のうち伝説の厨具を持つべきだと判断されたのは、マオだった。

 だが、マオは伝説の厨具「永霊刀」を受け取りその正当な後継者の印を浮かび上がらせながらも、この伝説の厨具の真の継承者はもう一人いる、とレオンにその包丁を握らせた。

 なぜ裏料理界の世界に身を投じた男にこの資格が得られたのか? それはレオンの真意に隠されていた。どこまでも料理の世界を突き止めていこうとしたレオンの前に、一般的な料理は物足りなくなってきたころに裏料理界の存在を知り、その独特な料理法をもっと知りたいと思ってしまったのだった。

 だが、裏料理界に入った後に彼は悩み苦しむ。その苦しみを取り除くために彼はこの伝説の厨具を得たいと考えたのだった。彼も真の後継者の印を荒明日際に手の甲に刻まれた裏料理界の紋章は消え去った。これこそがレオンの悲願だったのだ。

 レオンとの件が落ち着いたころ、メイリィとシロウはこの戦いで生まれた疑問をマオに問いただすことにする。なぜマオは裏料理界の秘密を知っていたのか? それを知っているということはマオ自身も裏の人間なのでは?!

 だがその心配も杞憂として終わる。マオが裏料理界について精通したのは、彼の母が残したレシピにあった。彼の母は四川料理の天女といわれるほどの腕を持っていた。その彼女の実力に目をつけた裏の人間が決闘を挑んでいたのである。

 お母さんのこのノートは、同時に大戦相手のノートでもあり、彼女は戦った相手のデータをこうしてまとめていてくれた。それゆえにマオはこのレシピの中で裏料理界について学んだのだった。彼は母の意志を受け継ぎ、裏料理界と戦う覚悟を決めたのだった。

 かくして裏との闘いの火ぶたが切って落とされた。果てして彼の前に裏料理界はどう立ちはだかるのか!?
(文=三澤凛)

アニメ『真・中華一番!』これって料理アニメだったよね…?本領発揮してきた第7話のページです。おたぽるは、漫画アニメ作品レビューマンガ&ラノベの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!