アニメ『真・中華一番!』超絶料理アニメがついに真骨頂を発揮!? 度肝を抜く展開の連続にニヤニヤが止まらない第6話

『真・中華一番!』公式HPより

 90年代に一世を風靡した料理漫画『真・中華一番!』が、新しいビジュアルで再アニメ化! 待望の第6話がオンエアされた。

第6話 七番目の包丁

 マオとレオンによる「伝説の厨具」の真の継承者を決める“神前刀工勝負”が始まる。食材は鯛!レオンの「七星刀」に対し、マオは「鋼糸包丁」とシェルが作った「百穴包丁」で対抗する。二人の対決は拮抗し、延長戦までもつれ込む。最後の切り札を出し切って戦う二人… 勝負の行方は…

 回を追うごとに、徐々に過去のテンションがよみがえりつつある中華一番。当初はあのコミカルさが少なくて不安を覚えていたのでこの変化は素直にうれしい。
 
 マオとレオンの料理対決がスタート。それぞれが最高の食材「鯛」を使って4品を作ることになった。前回ラストでマオが使いだした「鋼糸包丁」。これは裏料理界に伝わるといわれているものだが、なぜマオがその包丁を使いこなすことができるのか。

 マオと対峙するレオンは七星刀を駆使し、シンプルだが食材の旨味を最大限に生かした4種の料理を提出。四長老たちは、頬を染めて次々に料理を求めるほどに魅了された。見ているこちらも食べてみたくなる料理で、評価もかなり高い。次に料理を出すマオは不利だ。

 しかし、マオは慌てるでもなく悠然と自分の料理を審査員たちの前に。しかしそれは鯛そのもの。これはいったいどんな料理で、さらに4品という規定をクリアしているのかどうかもわからず不穏な雰囲気に。

 そこでマオはシロウを呼び出し、鯛にしかけてあった紐を切るように指示。彼が従うと、鯛の中から驚くべき料理が姿を現した。
 
 鯛一匹の中に、四種の味を作っていた。四川、北京、広東、広州とそれぞれの地方を代表する味付けを施しスケールの大きさを見せつけた。
 
 マオとレオン。審査員は、甲乙つけがたいという結果ならざる結果をだす。もちろんレオンは不服を申し立て。延長戦で決着をつけたいと言い出した。
 
 延長戦は最後に残った一匹を使って、ふたりで再度もう一品を作るという。レオンは七星刀の最後の一刀、北辰天狼刃を使う。この包丁は氷でできており、料理をするさいに素手で握り、鯛をさばくレオンの手を凍らせていった。

 レオンは料理人の命である右手を凍傷の危機にさらしながらも至高の鯛の切り身「烈氷鮮鯛山」を作り上げた。対してマオは鯛の身を爆発させ珍妙な方法で「春巻き」を作り上げる。

 しかし、食べる前からマオの料理には皆が難色を示す。一体なぜ、春巻きに皆が渋い顔をするのか? いったいこの料理にはどんな秘密がかくされているのか!?
 
 予想を超える料理バトルにニヤニヤが止まらない。必殺技を叫びながら作ったり、食べた後の超絶リアクションだったり、料理アニメとは思えないぶっ飛びっぷりを今後も楽しんでいきたい。
(文=三澤凛)

アニメ『真・中華一番!』超絶料理アニメがついに真骨頂を発揮!? 度肝を抜く展開の連続にニヤニヤが止まらない第6話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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