『星合の空』はEDが踊り手のダンスとそっくりで騒動に……パクリ疑惑が話題になったアニメ

●プロメア

 まずは中島かずきと「TRIGGER」が原作を手がけたアニメ映画『プロメア』から。メインキャストに俳優の松山ケンイチ・早乙女太一・堺雅人を配したことでも話題の同作。炎を操る人種・バーニッシュと、対バーニッシュ用の高機動救命消防隊・バーニングレスキューの激突を描いた物語だ。構想から6年を経て映画化されたものの、公開直後から大久保篤の漫画『炎炎ノ消防隊』(講談社)との類似を指摘する声が多い。

『炎炎ノ消防隊』は特殊消防隊と炎の怪物“焔ビト”の戦いを描くバトル・ファンタジー。現在も『週刊少年マガジン』(講談社)で連載されており、大久保が同誌巻末で「連載前の内容を知り合いでも話すのはやめておこう。どこで盗られるかわかったもんじゃない」とコメントを残したことも。どの作品を指したのかは触れられていないものの、ファンの間では『プロメア』を指すのではないかと注目を集めた。

●アイドルマスター SideM

 お次はドラマチックアイドル育成カードゲームをアニメ化した『アイドルマスター SideM』。同作が問題視されたのは“キャラクターの構図”で、いわゆる「トレパク」疑惑が注目を集めることになった。ちなみにトレパクとは“なぞる”という意味の「トレース」が由来。あまりにもそっくりな構図に、ネット上でキャラクターカットとトレース元を重ねた検証作業が行われるまでに発展している。

 やり玉に挙がったのは元外科医で努力家の「桜庭薫」。たとえば桜庭がベンチに腰かけたカットは、ハリウッド俳優エディ・レッドメインが1匹のネコとベンチで佇む画像と重なって見える。腕をベンチの背に沿わせて足を組んだ構図や、ゆったりした衣装の雰囲気まで瓜二つ。他にも桜庭のカットにトレパク疑惑が持たれており、ネット上では「構図がピッタリつながったのを見た時は変な声が出た」「これは笑えないレベル……」と驚きの声が相次いだ。

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 深夜アニメの本数が増えていることに伴い、アニメーターの仕事量も膨大になっていることもこういった騒動が起きる原因のひとつだろう。たとえ良作であっても、ひとつのパクリが発覚すればアニメファンからの信用をなくしてしまいかねない。それだけに、こうしたパクリが発生しない制作現場になればよいと、いちアニメファンは思ってしまうが……。

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