「たえちゃん」がトレンド入り! カワディMAXの新連載『やったねたえちゃん!』の“殺ったね”な超展開にネット騒然

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コミックフラッパー 2019年12月号

 10月6日、Twitterで「たえちゃん」というワードがトレンド入りし、ネットが騒然となっている。

「たえちゃん」と聞けば、あの有名な鬱マンガを思い出す人も少なくないのでは。そのたえちゃんが、10月5日発売の「月刊コミックフラッパー」12月号(KADOKAWA)からはじまったカワディMAXの新連載『やったねたえちゃん!』にて復活。連載開始前から話題になっていた同作だが、一般誌に登場した、たえちゃんのまさかの姿にネットでは驚きの声が相次いでいる。

『やったねたえちゃん!』は、家族がいない少女・たえちゃんと、彼女にとって家族同然の存在であるクマのぬいぐるみ「コロちゃん」の物語。オリジナルは、カワディMAXの『少女奴隷スクール』(一水社/2008年)に収録されている“涙あふれる現代ファンタジー”短編『コロちゃん』だ。

『コロちゃん』の内容は、あまりにも残酷と評判。新連載のタイトルに採用された「やったねたえちゃん!」というセリフは、母親に置き去りにされたたえちゃんが伯父に引き取られることになり、新しい家族ができることをコロちゃんと共に喜ぶシーンでのやりとり。場面だけを見れば微笑ましい一幕だが、その後に待ち受けるのは残酷すぎる展開。たえちゃんにとって、救いようがない、鬱すぎる終わりとなっている。

 オリジナルは成人向けであることに加え、“カワディMAXらしさ”が満載であるため、一般誌でどのように掲載されるのか、期待と不安の声が上がっていたが、『やったねたえちゃん!』でまさかの路線変更。あのたえちゃんが凄腕のロリコンアサシンとなる、“バトルファンタジー”に大変貌。ラストのあおり文「殺ったね、たえちゃん!」も秀逸で、ネットは「必殺仕事人じゃないか……」「どうしてこうなった?」と騒然となっている。

 なお、「月刊コミックフラッパー」12月号は書店の在庫がないとの声が相次いでいる。運よく書店で購入するか、紙の発売から4日後ほど遅れて配信される電子版の配信を待つか、インターネットで取り寄せるしかない状態だ。

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