教育番組『セサミストリート』新キャラクターの設定が重すぎ!「本当に子ども向け番組か?」

 

 世界各国で放送されているアメリカの子ども向け教育番組『セサミストリート』に、新キャラクター・カーリが登場。可愛い見た目に反した重すぎる生い立ちが「子ども番組らしからぬ鬱設定」と話題になっている。

 エルモの新しい友達として登場したカーリは、緑色の体とツインテールが特徴的な女の子。事情があって実の母親と一緒に暮らせないため、今は里親のダリアとクレムに育てられているという設定だ。カーリの母親は、どうやら薬物依存症になってしまったもよう。カーリや彼女の里親に事情を聞いたエルモは、カーリの抱える悲しみや実の親と一緒に暮らせない子どもについて学んでいく。

 アメリカでは薬物中毒やアルコール依存が深刻な社会問題となっており、里親制度によって保護されている子どもは少なくない。カーリは同じような境遇の子どもたちに寄り添えるキャラクターとして誕生したのだろう。

 日本語版の『セサミストリート』公式YouTubeチャンネルにはまだ登場していないが、ネット上には「これ本当に子ども向け番組か?」「子どもに薬物中毒って理解できるのかな」「カーリみたいなキャラが必要なんて悲しすぎる世の中だ」「自分の子に見せたいような見せたくないような……」「日本のテレビではまだ取り上げられないシビアなところに切り込んでるね」といった反響が上がっている。

『セサミストリート』にはカーリのほかにも、自閉症の女の子・ジュリアやホームレスの少女・リリーなど深い背景を持つキャラクターが何人も登場してきた。日本語版に今後カーリが登場する日は来るのだろうか。

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