ドラマ『G線上のあなたと私』最後にかわいい爆弾を落とした中川大志！胸キュンすぎんだろ！第３話

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　恋愛マンガの名手・いくえみ綾原作の『G線上のあなたと私』。第3話がオンエアされた。

　今週はとんだ爆弾回であった。終わった後にTwitterのトレンドが荒れた。もうあれは荒れるしかなかった。すごい破壊力だったからそれも納得だ。なんだあの中川大志は！！！！！

　秋の大会で念願の「G線上のアリア」を発表するために必死で練習していた3人。理人のスパルタに耐え、それぞれの私生活も忙しい中頑張っていたが、当日幸恵の義母が脳梗塞で倒れてしまい、理人と也映子2人での発表会になってしまう。

　一緒に練習していた幸恵がこれなかったのは観ていて辛かった。本番に一人廊下でバイオリンを弾く真似をする幸恵の姿がまた切ない。残された二人はいないはずの幸恵の存在を感じながら、G線上のアリアを弾ききるのであった。

　弾ききった後、興奮のあまり眞於に勢いで告白してしまう理人。もともと終わったら告白するって決めてはいたが、このタイミングは最悪だった。発表会の余韻もないし、何よりこの発表会に理人の兄が来ていて眞於自身の心がだいぶかき乱されていたのだ。

　眞於にきっぱりと振られた理人は、也映子を誘って発表会の打ち上げへと向かう。いつの間にか誕生日を迎えた理人は、様々な思いを抱えて酒を煽る。その中でポツリポツリと也映子に対し思いを吐露していく。
　
　はっきりと振られたことで也映子の失恋の辛さを身をもって知ったこと、彼女の思いなどを聞いているうちに、也映子がなぜか泣き出してしまう。彼女自身は先生のことも好きで、理人を振った言葉もよく理解ができる。しかし仲間として理人をずっと見てきたからこそ、理人の思いを理解していない先生へ悔しい気持ちが生まれるのであった。
　
　２軒目にはしごしよとしたとき、バイオリンを忘れてきた理人は店に取りに戻る。その間に也映子は幸恵に電話をかけ、今日の報告をした。

　ここで理人が戻ってくるのだが、ここが事件現場となる。

　1軒目で慣れない酒にだいぶ酔っぱらってしまった理人は、戻ってくるなり也映子を壁ドン。何事かと思ったら

「焦った。ナンパされてどこか行っちゃったのかと思った。今日かわいいから」と顔をかなり近づけてそんなことを言ってきたのである。幸恵さんも電話越しにそれを聞いている。ヤバイ。なんだこの状況。酔うとかわいくなってそんな台詞吐いちゃうの！？　なにそれ！！！

　とにもかくにも中川大志が最後に爆弾をぶっこんできたことによって、前半のストーリーのかすみ具合がすごい。めちゃくちゃかわいい弟キャラ出してきた。なんだこれ。

　しかし、覚えてないオチで幸恵さんとかにからかわれると予想される。そして也映子は無駄にドキドキして意識し出すのだろう。

　也映子、幸恵、理人にとって居心地のいい場所になりつつあったバイオリン教室。理人の先生への告白、幸恵の母の介護生活のスタート、也映子の恋心の芽生えといういくつかの要点によってどう変わっていくのか。
（文=三澤凛）