『キャロル&チューズデイ』シベールはかなりやばいやつ?準決勝前に立ち込める暗雲…#10レビュー

 全世界の音楽を愛する人に捧げる、2人の少女が起こした奇跡の物語『キャロル&チューズデイ』。#10『 River Deep, Mountain High』がオンエアされた。

 「マーズ・ブライテスト」にここまで勝ち残ったのはGGK、ピョートル、キャロル&チューズデイ、そしてアンジェラ。マンスリー審査員には、アーティガンが参加し、いよいよ準決勝が始まる。最初の対戦はGGKとアンジェラ。GGKの圧巻なパフォーマンスを見たタオは、突如、歌唱前のアンジェラの楽屋を訪れて、あることを命じる。アンジェラはそれを受け入れた。一方、キャロルとチューズデイのもとを訪れたシベールはチューズデイに別れを告げる。

 ここ最近はオーディションの様子ばかりで、大きな進展がないのが少し残念だ。オーディションは他のアーティスの歌やジャンルを色々聞けて楽しい。しかし、ワクワクするにはちょっと物足りない。

 今回は審査員に、あのアーティガンがやってきた。悪印象を持たれているキャロル&チューズデイには不利に運びそうな展開だが、どうなるのだろうか。まだ審査はされていないので、アーティガンが意地悪なことをしてくるかどうかが分からない。ロディの言う通り、私情を挟むような人と信じたいところだ。

 そして、先週予選落ちしてしまったシベールが再度チューズデイの前に現れる。先週きっぱりとチューズデイからコンビの提案を断られたからか、どこか思いつめた様子のシベール。意味深な言葉で別れを告げたため、チューズデイは気になって仕方ない。本番前にシベールを追いかけてしまう。

 なかなか戻ってこないチューズデイを心配するキャロル。マネージャーのガスがなんとかしてあげる場面ではなかったのか。本番前に探しに行かせてしまうなど、良いわけがない。

 対戦相手のピョートルの出番が終わっても、まだふたりは出会えない。入れ違いに戻ってきたチューズデイは、彼女宛のプレゼントを開けて悲鳴を上げる。一体何があったのか。

 今週、オーディションの中で好きだったのはアンジェラの新曲だ。自信満々なスターなのに、恋する相手には少し弱気な部分がある女の子の歌。ポップでかわいらしい曲調が耳に心地良かった。

 出番の直前でタオの指示により変更した楽曲だったがアンジェラは、どれほど持ち曲があるのだろう。決勝ではまた別の曲が聞けるかと思うと楽しみだ。

 来週はいよいよキャロル&チューズデイの準決勝。ふたりはステージに上がれるのか。アーティガンとのやり取りや、どの楽曲で挑むのかなど気になることが多い。次週も楽しみだ。
(文=三澤凛)

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