『キャロル&チューズデイ』人類が火星に移住できても芸能界の仕組みは同じなの?まだまだ素人っぽさが抜けなかった#7レビュー

 全世界の音楽を愛する人に捧げる、2人の少女が起こした奇跡の物語『キャロル&チューズデイ』。#7 『Show Me The Way』が放送された。 

 サイドニア・フェスで憧れのクリスタルから声をかけられたキャロル&チューズデイ。そんな2人にガスはオーディション番組「マーズ・ブライテスト」への出演を提案する。地方予選に参加したキャロル&チューズデイ。審査員の質問でチューズデイは初めてキャロルの生い立ちを知る。一方、アンジェラもまたタオの指示で「マーズ・ブライテスト」への参加を決めていた。20万人の参加者のうち本選に出場できるのはわずか8組——。

 今週は少し物語が歩きだした。

 クリスタルはいい匂いがした、などとフェスでの感想はまだまだ一般人なふたり。プロへの道はまだまだ遠い。今まであまりにも変化球で勝負しすぎていて、基本的な道を忘れていたのだ。ミュージシャンに限らず芸能の世界に入ろうと思えば一度は脳裏をかすめるだろう存在、オーディションだ。ふたりはオーディションを受けることになる。

 この物語、だんだん舞台が火星ということを忘れるくらいに近未来の地球でも別にいいのではないかと思えてくれ鵜。ふたりが受けるオーディションも、古今東西昔からよくある勝ち残ったものがデビューできるという形式のアレである。

 地方大会を制し、本選に残れるのはたった8組。何千何万という数の人間がチャレンジする大注目のオーディションだ。

 今回は、いつものようなふたりの歌声を聴くシーンは用意されずオーディション風景が描かれた。色々な個性を持つ人材が集まった中で、キャロル&チューズデイがどう戦っていくのか。

 どの世界にもオーディションだろうと何だろうと、別ルートというのがある。キャロル&チューズデイは正攻法でのし上がっていくスタイル。対してアンジェラは地方大会をすっ飛ばし、本選8名の中に最初から組み込まれるという。

 もし本選で素人に負けたら…というママの心配に「誰だと思ってるの?」と自信のある返事を返すアンジェラ。

 まだまだ謎の多いキャロル&チューズデイの世界。その中でもアンジェラはまだふたりにも出会っておらず、本線とは別で彼女のストーリーが語られている。あのオネエのよう「ママ」。小さなアンジェラが、まだ「ママ」になる前の男性と映る写真が提示された。アンジェラがひとりで暮らしている理由とも捉えられる「あんなこと」をアンジェラにしたという発言もあり、この奇妙な親子関係に何があったのか。今後の展開で明かされるのが楽しみだ。

 そしてキャロル&チューズデイの謎のひとつであったキャロルの出生の秘密もわずかに語られた。地球生まれの火星育ちで、孤児だった。特に隠すこともなく審査員に語る彼女の姿に、勝手に家を飛び出し自分事にとらわれすぎて、チューズデイは自己嫌悪で落ち込んでいった。

 しかし、さすがコンビ。お互いが一緒に音楽をやっていきたいという気持ちを強くもっているからか、キャロルはそんなチューズデイの気持ちを汲み、またチューズデイもキャロルに隠し事をしないと誓うのだった。

 オーディションでもふたりの歌が無くて、あっさりだったのですが結果は無事本選に進めるという喜ばしいものに。たった8組という選ばれたものだけが進める本選で、やっとアンジェラとキャロル&チューズデイが対面する。

 この出会いがどのような結果を生んでいくのか。来週以降の歌声にも期待したい。
(文=三澤凛)

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