スペシウム光線は何故“あのポーズ”に? レジェンド・飯島敏宏監督が明かす誕生秘話

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『チコちゃんに叱られる!』公式サイトより

 5月31日に放送された『チコちゃんに叱られる!』(NHK)に、初代『ウルトラマン』で監督を務めたレジェンド・飯島敏宏が登場。“スペシウム光線”の誕生秘話を語り、全国の特撮ファンが大喜びしている。

 この日の番組でチコちゃんは、「スペシウム光線はなぜこの形?」と出題。初代『ウルトラマン』のスペシウム光線といえば両手をクロスさせるポーズでお馴染みだが、「手を動かないようにするため」という理由であの形になったのだという。

 番組の取材を受けた飯島は、「CGも使ってない頃です。動かれると大変なんです」とコメント。スペシウム光線は手書きのアニメーションで描いていたのだが、手が動いてしまうと合成させる時に都合が悪いそうだ。また番組には、実際に光学作画を担当した飯塚定雄も出演。スペシウム光線は1秒間の映像に対して24枚も描かなくてはならず、「5秒あれば、それだけで120枚」「『何秒も描いてくれ』っていわれたらさ、『冗談じゃねぇよ。描けねぇよ』って」と当時の苦労を語っている。

 初代『ウルトラマン』の立役者たちが語るスペシウム光線の誕生秘話に、SNSなどでは「めちゃくちゃ貴重な映像じゃないか……録画しておけばよかった」「飯島監督と飯塚定雄さんがテレビに出演するなんて!」「秒間24枚の光線を1つ1つ手書きで描いてたとかヤバすぎる」といった声が。当時のスタッフたちの熱意に感動した人も多いようだった。

 ちなみに7月6日からは、シリーズ最新作『ウルトラマンタイガ』(テレビ東京系)が放送される。新しい“令和”のウルトラマンは、どのような必殺技を披露するのか注目したい。

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