『いちご100%』が名作なのは“西野エンド”だったから!? 未だ語り継がれている“負けヒロイン”たち

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アニメ『いちご100%』公式サイトより

 漫画やアニメにヒロインとして登場するキャラは、主人公と恋仲になるのが一般的だろう。しかし別のキャラに主人公を奪われた、“負けヒロイン”も存在する。2002年から2005年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されていた、『いちご100%』(どちらも集英社)のヒロイン・東城綾もその内の1人だ。

 同作は東城以外に、西野つかさや北大路さつき、南戸唯など魅力的な女性キャラが登場するラブコメ作品。主人公の真中淳平をめぐる恋模様を描いて人気を博した。真中は作品を通して東城と西野の間で感情が揺れ動きっぱなし。さらに積極的なアプローチをしかける北大路もいたため、終盤まで恋仲を選ぶことができなかった。

 しかし物語は“西野エンド”で終了。真中は西野と付き合い、東城と結ばれることなく連載が終わっている。西野派の読者も東城派の読者も多かったため、同作の“西野エンド”は今でも議論を呼ぶことが多い。ネット上には、「普通は東城を選ぶだろ」「西野エンド以外選択肢ない。もう一度読み返して見ろ」「西野エンドじゃなければ、今も語られるような作品にはならなかった」などの声が上がっている。

 今回は東城のように、負けヒロインとして語り継がれている女性キャラをご紹介していこう。

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