“ジャンプ歴代最強ラブコメ”『ニセコイ』が累計1,000万部突破! それでも「打ち切り候補」と言われるワケ

1606nisekoi.jpg『ニセコイ』公式アカウント(@nisekoi_k)より。

「週刊少年ジャンプ」で連載中のラブコメ『ニセコイ』(共に集英社)のシリーズ累計部数が1,000万部突破したことが判明した。

 この数字は、6月3日発売の『ニセコイ』23巻とマンガアプリ「ジャンプ+」で連載中のスピンオフ『マジカルパティシエ小咲ちゃん!!』(画:筒井大志)3巻の帯で明らかになったもの。“売上部数”なのか“発行部数”なのかは明記されていないが、1,000万部突破という記録にファンから「ジャンプ歴代最強ラブコメ」「素直にすごい」といった喜びの声が上がっている。

 2011年から連載がスタートした『ニセコイ』。14年と15年には新房昭之×シャフトでアニメ化もされた人気作だ。ここ近年の「ジャンプ」のラブコメといえば、『いちご100%』『To LOVEる -とらぶる-』といった作品が有名だが、『ニセコイ』は両者を抑えて、「ジャンプ」のラブコメ作品で最長の連載期間を今もなお更新中だ。

「ジャンプ」作品の単行本売り上げを見ると、累計発行部数が世界で約3億2,000万部を記録し(14年末時点)、「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス記録に認定された『ONE PIECE』をはじめ、爆発的な売り上げを見せる作品も多い。その中でのラブコメ作品の発行部数というと、『いちご100%』(全19巻)で約800万部、『To LOVEる -とらぶる-』(全18巻)で約700万部【注:続編『~ダークネス』(既刊15巻、以下続巻)も合わせると約1,500万部を超える】。この数字を見ると、『ニセコイ』の1,000万部という記録は、「ジャンプ」のラブコメ作品の中ではヒットの内に入ると言えるだろう。

 そんな『ニセコイ』だが、現在物語は佳境に突入。主人公・一条楽は桐崎千棘と小野寺小咲、どちらと結ばれるのか、ファンの間で考察が繰り広げられている状態だ。

 だが、そんなアツい局面にもかかわらず、『ニセコイ』が“打ち切り候補”にいると話題になっているという。

「最近の『ジャンプ』誌上において、『ニセコイ』の掲載順位はかなり低め。現在は『トリコ』『BLEACH』と最下位争いをしている状態です。センターカラーを飾ったのも、キャラクター人気投票が発表された17号(3月28日発売)が最後。『ジャンプ』の掲載順位は毎号“面白かった作品を3つ順に挙げる”読者アンケートハガキの回答を元に決めていると噂されているだけに、今の状態に『打ち切りレースに参戦か……』『最近のニセコイの順位ヤバイ』という声が上がっています。一部では、『突然話の進み早くなった』『このペースは打ち切り?』と作品の内容に対する指摘もありますね」(カルチャーライター)

 長期に渡って連載してきた作品なだけに、ファンが納得するラストを迎えられるといいのだが……。

ニセコイ 23 (ジャンプコミックス)

ニセコイ 23 (ジャンプコミックス)

とりあえず千葉県のYさんは悲しむ

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