“ヒロインは東城?”『いちご100%』の続編決定! 「ジャンプ」復帰の作家が週刊連載の厳しさを吐露!?

――発行部数約200万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

ヒロインは東城?『いちご100%』の続編決定! 「ジャンプ」復帰の作家が週刊連載の厳しさを吐露!?の画像1「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2017年17号の表紙と巻頭カラーは、TVアニメ第2期シリーズの放送がスタートした『僕のヒーローアカデミア』。今期は主に「雄英体育祭編」が描かれる模様。原作者の堀越耕平は「漫画では描かれない(端折った)シーンもアニメで見られます!恐らく!!」とコメント。「雄英体育祭編」はアクションが多い長編なので、アニメでどのようにキャラクターたちが動くのか楽しみだ。

 そして、すでに話題になっているが、河下水希の『いちご100%』が12年ぶりに連載復活すると、今号の「ジャンプ」にて明らかに。4月28日発売の増刊号「少年ジャンプGIGA 2017」1号にて復活する予定だ。続編のタイトルは『いちご100% EAST SIDE STORY』。続編のヒロインについて詳細は明らかになっていないが、“EAST”とあるだけに東城綾……なのだろうか?

 なお「少年ジャンプGIGA 2017」1号では、『新テニスの王子様』の許斐剛と『黒子のバスケ』藤巻忠俊の「創作秘話徹底対談」も掲載される。「ジャンプ」を代表するスポーツ漫画で、かつ女性を中心に爆発的な人気を集めた作品の作者として、両者が一体何を語るのか。とても内容が気になる対談だ。

 また今号では、今年連載20周年を迎える『ONE PIECE』とバッグブランド「サマンサタバサ(Samantha Thavasa)」のコラボも発表されている。麦わら一味をモチーフにしたバッグやアクセサリーなどが取り揃えられており、すでにサマンサタバサの公式オンラインショップにて販売が開始されている。なんと一部では品切れの商品もある状態。ランキングを見る限り、サンジとゾロモチーフの商品が人気の模様だ。

 そんな新情報の発表が多かった今週の「ジャンプ」で注目なのは、目次の作者コメント。「新連載6連弾」で久しぶりに連載復帰した『腹ペコのマリー』の田村隆平と『ROBOT×LASERBEAM』の藤巻忠俊が“週刊連載”の厳しさ(?)を語っている。

「連載して早速体重増加の兆し。ジャンプには魔物がいる。ベヒモス先輩がいる。」(藤巻)
「だんだん思い出してきました。週刊連載ってすごい大変だ。忘れてた。」(田村)

 今回は冗談半分だが、過労で作画が荒れたり、中には体調を崩す作家もいるので、ベテランと言えど、2人にも体調などには気をつけてもらいたいもの。

 しかし、藤巻の『ROBOT×LASERBEAM』や田村の『腹ペコのマリー』をはじめ、「新連載6連弾」の作品は現時点では楽しく読める作品が多い印象。『ボロの留学期』(権平ひつじ)や『U19』(木村勇治)といった新人の作品はやや下位の掲載になっているが……。「新連載6連弾」は「ジャンプ」的に成功だったのか、これからも注目したいところだ。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

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