『サザエさん』でまたカツオいじめ? プライバシーを守りたいカツオとそれを理解できない磯野家が対立

『サザエさん』でまたカツオいじめ? プライバシーを守りたいカツオとそれを理解できない磯野家が対立の画像1 フジテレビ「サザエさん」公式サイトより。

 6月17日放送のTVアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)では、磯野家がカツオをいじめているのでは、という指摘が多数寄せられることに。ネットの声とともに内容を紹介していこう。

 話題になったのは、作品No.7785の「いきなり開けないで」。ある日のこと、カツオが突如カツオとワカメが生活する子ども部屋のドアに、“ノックをしてください!!”という張り紙を張り出した。「姉さんは自分の部屋みたいにずかずか入ってくるけど、ここは僕とワカメの部屋なんだよ!」と、カツオがプライバシーに目覚めたらしい。

 サザエは「だからっていちいちノックなんかしていられないわよ」と嫌そうにするのだが、なんと波平が「カツオが勉強を邪魔されたくない気持ちもわからなくもない」カツオの提案を了承。解釈はズレているにせよ、波平の許可を得たカツオは張り紙を出して、誰からも邪魔されずに部屋で悠々と過ごし始める。

 その後、自分の部屋にいるカツオが楽しげな話し声を聞いて居間に駆けつけると、ワカメとタラオがショートケーキを食べていた。「なんで僕を呼んでくれないのさ!」と怒るカツオ。サザエは「勉強の邪魔しちゃ悪いでしょ」と理由を言っていたのだが、ネット上では「ノックして呼べばいいのに」「また磯野家のカツオいじめが始まったか」「サザエはカツオにいやがらせをしすぎだろ」とツッコミが続出した。

 それからカツオは、張り紙から進化して立札を扉にかけ始める。「勉強中」「空腹中」「起こさないで」「反省中」といったさまざまなバリエーションの立札を作成。そんな中、ある日家族のみんながカツオを無視してデザートを食べてしまう。

 カツオは「あー! なんで呼んでくれないのさ!」と文句を言うのだが、扉の立札が「起こさないで」になっていたのだという。実は「空腹中」の立札の裏は「起こさないで」になっていて、文字を読めないタラオが勝手に変えてしまっていたのだ。

「僕がやったです」「変わらないとつまらないです」と話すタラオに、視聴者からは「絶対わざとだろ」「ついにタラオまでカツオいじめに参加したか」「文字が読めないとかいいながら、ピンポイントにカツオの邪魔をするタラオ」といった怒りの声が続出。

 カツオは「読書中」「面会謝絶」「募金中」といった札も用意していたが、同じ部屋にいるワカメが「私は開けっ放しが一番好き」と言い出したこともあり、立札をかけるのをやめてしまうことに。家族とは言え、プライバシーがないのは、年頃の男子として辛いものがありそうだ。

 この放送回は父の日だったため、父の日にかけたエピソード「忘れられた波平」(作品No.7800)も放送された。父の日を心待ちにする波平だが、どこか家族はよそよそしい。そのまま父の日当日を迎えたが、まったく祝われる様子がなく、波平はイジケて飲みに出かけてしまう。実はサザエらがサプライズで祝おうとプレゼントや食事を波平にバレないよう用意していたのだが、それが裏目に出てしまったよう。

 今回は何かと誰かがハブられてしまう『サザエさん』だった。

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