あのフリーザがマジで仲間に!? 『ドラゴンボール超』の超展開にアニメファンがざわめく!

あのフリーザがマジで仲間に!? 『ドラゴンボール超』の超展開にアニメファンがざわめく!の画像1アニメ『ドラゴンボール超』公式Twitter(@DB_super2015)より

 2月5日から「宇宙サバイバル編」へと突入しているTVアニメ『ドラゴンボール超』(以下、『DB超』/フジテレビ系)。

 新章突入にあたってはOP主題歌を氷川きよしが歌う「限界突破×サバイバー」に変更。あわせて、キャラクターデザインも担当する山室直儀が作画監督、大塚健、志田直俊、高橋優也、舘直樹など作画監督クラスが原画を務めて制作された、超絶クオリティのOP動画が話題となるなど(記事参照)、ほどほどにシリアスな物語が展開された前章「“未来”トランクス編」に続いて、「宇宙サバイバル編」も好調なスタートを切っていた。

 さて「宇宙サバイバル編」で、今どんな物語が展開されているのかというと、平和な日常に慣れてしまった孫悟空。ふと、全王と全宇宙を代表する戦士たちとの武道会を開催してもらうことを約束していたことを思い出し、大会開催を催促に訪ねる。すると、全王はさっくり約束を果たすことを受けいれてくれるのだが、その「力の大会」は各宇宙から10人ずつの戦士が参加して行われ、敗れたほうの宇宙は消滅させられるという、過酷を通り越したすさまじく非道なルールを強いられるはめに。

 自分が言い出したことから、自分たちが住む世界が消滅させられるかもしれないという、今まで迎えたどのピンチよりもやばい状況にありながら、前哨戦で別宇宙の強敵と戦い、いつものようにワクワクしてみたり、孫悟空は至ってのん気。地球に戻って残り9人の戦士を探し始める――というのが現在の状況。

 べジータ、孫悟飯&ピッコロ、そして魔人ブウなど、戦闘力のインフレにもついてきた納得のメンバーに加え、親友(であるはずの)クリリンとその妻・人造人間18号、そして人造人間17号、戦力的に大丈夫かと不安になるが、久しぶりの登場がうれしかった天津版と亀仙人なども加わり、これで「力の大会」出場メンバーの10人が揃った――はずであったのだが……。

 10人のメンバーが揃ったはずなのに、なぜフリーザが仲間になる!? と騒がれているのかというと、本日10日に「アニメージュ」(徳間書店)や「Newtype」(KADOKAWA)といったアニメ専門誌がそれぞれ発売されたのだが、各誌にある5月10日から6月9日までに放送される作品の放送予定、作品によっては各話タイトルと簡単なあらすじも記載されている放送リストのコーナーに、『DB超』はしっかりとあらすじが表記されていたため。

 すでに発売されているがそれでも「ネタバレ、良くない!」という方のため、あらすじの詳細を表記するのは控えて、各話タイトルのみを書き出すと――14日放送の第90話は「超えるべき壁を見据えて! 悟空VS悟飯」、91話は「勝ち残るのはどの宇宙だ!? 続々と集う最強の戦士たち!!」、92話は「緊急事態発生! そろわない10人のメンバー」、そして6月4日放送予定の第93話は「10人目の戦士はおめえだ! 悟空フリーザのもとへ!!」となっている。マジでフリーザが登場するようだ。

 15年に公開された劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』にも登場、TVアニメ『DB超』でも、その劇場版を原作として再構築・再制作された「フリーザ復活編」が放送されるなど、フリーザが『ドラゴンボール』を代表する名悪役・名キャラクターであることは、ファンなら誰もが認めるところだろう。

 とはいえ、ピッコロやベジータのように共闘を挟んだわけでもないフリーザを味方にするという展開に、「鳥山はもうやめろや」「キャラゲーみたい」「ちょい前に生き返ったばっかりにまたかよって感じしかせんぞ」「悟空がサイコパスすぎる」と戸惑うファンも多いようだ。たしかにフリーザにクリリンを殺された怒りがあったからこそ、悟空は超サイヤ人になれたはず。強いから、メンバーが揃わないから、とあっさりフリーザに声をかけるような展開であれば、ファンが納得いかないのも当然。

 加えて「サイヤ人の細胞も入っているし、セルのほうがいい」「セルなら話せばわかってくれそう」「こうなったらガーリックとかクウラも出そう」といった、どうせ仲間にするなら違うキャラがいいという声、「亀仙人とか雑魚よりもいい」「そもそも17号がなんでそんなにパワーアップしてんの?」「もうパワーバランスがめちゃめちゃ」というブルーだの、合体だの、やたらとパワーアップを繰り返す展開についていけないという声、「ということはあと4週以上も大会が始まらないのか」「ブウでいいから早く大会に入れよ」という、展開速度の遅さを指摘する声も。

 一昨年夏に放送開始後、一時は視聴率4.0%台にまで落ち込んだ『DB超』。しかしその後、TVアニメオリジナルストーリーの「“未来”トランクス編」では後番組である『ワンピース』と並ぶほど盛り返しを見せ、過去最高の8.4%をマークするなどしていた。「宇宙サバイバル編」突入後も、5~6.0%台を安定してマークしていたのだが、4月30日に放送された第88話は、4.4%と久々に4.0%台に数字を落としてしまっている。はたして巻き返しなるか、今後の展開にも注目が集まりそうだ。(※視聴率の数字はすべてビデオリサーチ調べ/関東地区)

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