“クーデター”の裏に隠れたリーリウム家の陰謀に、ジーンが出した答えは…!? アニメ『ACCA13区監察課』第11話レビュー

■「ACCA100周年記念式典」でジーンは……!?

 さて、リーリウム3兄弟の真ん中・リーリウム長官というと、「あなたしかいなんだ。ACCAを、国民を守れるのは」「心配しなくていい、あなたには私たちがいる」と、これまた胡散臭~い笑顔を浮かべながらフラワウ区から戻ったジーンに言い聞かせます。“次期国王”であるジーンにクーデター参加の意思表示としてタバコを渡すよう仕向けたのもリーリウム長官だったみたい。

 ジーンがクーデター参加に意を固めたことに気をよくしたリーリウム長官は、さらにグロッシュラー長官に対して、「リーリウム家はこれを待っていたんだよ」「オータスを立て、オータスを動かし国を動かす。みな気付いたときにはフラワウが国の実権を握っている現状を受け入れるしかなくなっている」と、本音をサラッと白状。やっぱり真っ黒だったようです、この人……。

 ひょっとして、ニーノがジーンを庇うことを知っていて、ニーノが撃たれればジーンはクーデターに参加すると分かった上でジーンを狙ったんじゃ!? と疑いたくなるのは、私だけではないでしょう……(たぶん)。

 そういえば、クライマックスというだけに、今話には「ACCA100周年記念式典」開催に向けて、これまでに登場した各区のACCA支部局員たちが登場したのは嬉しかったなぁ~! 第1話に登場し、ジーンに想いを寄せていたファーマス支部のエイダーちゃんは、いつの間にやらバードン支部のグルス局員と付き合っていたし、それぞれに変化も見られて楽しかった! 

 さて、次回はいよいよ最終回。リーリウム長官の陰謀を知ったグロッシュラー長官がこのまま大人しくしているはずはないだろうし(いや、大人しくしてほしくないし)、ジーンにも何らかの考えがありそう……。式典には病床の国王に代わって、バカ王子も出席します。ジーンがどんな行動をするのか、式典の行方とクーデターの行方、ACCA、そしてドーワー王国の運命は果たして……!?
(文/ICHIGO GYUUNYUU)

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