“クーデター”の裏に隠れたリーリウム家の陰謀に、ジーンが出した答えは…!? アニメ『ACCA13区監察課』第11話レビュー

クーデターの裏に隠れたリーリウム家の陰謀に、ジーンが出した答えは……!? アニメ『ACCA13区監察課』第11話レビューの画像1TVアニメ『ACCA13区監察課』公式サイトより。

 最終回まであと残り2話と、佳境を迎えているTVアニメ『ACCA13区監察課』(TOKYO MXほか)。前話では国王が倒れてしまい、クーデターへの動きが加速する中、21日放送の第11話「フラワウの花は悪意の香り」では、いよいよジーンがある決断を下します。

 最後の視察先となるフラワウ区を訪れたジーンは、区長と支部長を務めるリーリウム長官の兄弟たちから手厚いもてなしを受けます。フラワウ区は区民たちの表情も明るく、花々が咲きほこる穏やかな土地ですが、ジーンはどこかに見えない“力”が働いているような雰囲気を感じていました。その夜、区長たちとの会食を終えたジーンに、暗殺者の手が……!

■リーリウム3兄弟の陰謀

 髪型が違ったり、メガネをかけたりしているけど、肌の色の黒さといい、物腰柔らかそうだけど、どことなく黒~いオーラが漂っているところといい、リーリウム長官にソックリな兄弟が仕切るフラワウ区。前話に登場した砂漠地帯のプラネッタ区とは対照的に資源も豊かで、全区に支給されている石油の9割がフラワウ産のものなんだとか。「国を支えていることは区民の誇りなのです」と、うさんくさい笑みを浮かべながら区長は言います。

 しかし、「フラワウ区はドーワー王国が今の形となる前から資源を持っていた。いわば“奪われた”ようなもの。彼らは納得しているのでしょうか」というプラネッタ区長の言葉を思い出したジーン。クーデターは、石油資源の富が全国に分散される今の体制を解消すべくフラワウ区が計画したものではないかと気がついたのでした。

 そんなジーンの元へ、突如姿を現したニーノ。が、次の瞬間、銃声とともにジーンの目の前に倒れこみます。しばらく姿を見せていなかったニーノですが、ジーンの危険を察知して、暗殺者の手からジーンを庇ったようです。傷ついた体で「俺の役目はただ見守るだけだから……」と言うニーノに対し、「お前の人生はドーワー家のものじゃない。そんなのロッタも俺も喜ばないよ」と強い口調で言い聞かせるジーン。お互いがお互いを大切に思っているのがこのシーンから伝わってきますよね……(目から汗)。2人には幸せな人生を歩んでほしい……(涙)。

 ロッタちゃんが危険に晒された挙句、ニーノが自分を庇って負傷したことが決定打となったのか、ジーンは「受け取ります。例のものを」と、フラワウ区長から13本目のタバコを受け取りました。このシーン、ジーンの表情はよく見えませんでしたが、声色からも、ジーンの強い意思と覚悟が伝わってきました!

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