ジーンの母・国王第2王女の過去とニーノの“30年間”の監視の理由は……? アニメ『ACCA13区監察課』第8話レビュー

1703_ACCA08_02.jpgTVアニメ『ACCA13区監察課』公式サイトより。

 前回放送で、主人公・ジーンの母親が国王の第2王女であることが明らかとなったTVアニメ『ACCA13区監察課』(TOKYO MXほか)。28日放送の第8話「翼を広げた王女と友のつとめ」では、第2王女・シュネー姫の過去と親友・ニーノの“30年間”にわたる監視の秘密が明かされました。

 前回、自分が王族の人間であることを知ったジーン。今回の物語は、過去の回想がメイン。秘密を知るニーノは、自分が知るジーンにまつわる“すべて”を打ち明ける時がやって来た。そう覚悟を決め、ジーンに33年前の王室から始まる長い長い物語を語りはじめます……。

■ジーンの母、第2王女・シュネー姫の過去

「お城の外の今を己の目で見なければダメ」「各区からの報告をまとめたものを枢機委員から聞いているだけなんて、風の噂を耳にしているのと変わりない」と、国の政治に興味を持ち始めた第2王女・シュネー姫。「姫の行動がドーワー家、国に影を落とすことになる」と懸念するクヴァルム枢機委員長の提案により、ドーワー家から除籍され、御付きのアーベントとともに城の外へ出ることになります。

 そう、“33年前の船の事故”とは、姫が死んだように見せかけるための、国王とクヴァルム枢機委員長が計画したフェイクだったのです。しかし、国王と姫は決していがみ合っていたわけではなく、国王は「籠の中に過去ってしまうには惜しい翼を持っている子だ」と娘の将来のために、姫は「ドーワー家の者ではない国民のひとりとして、いつかお父様のお力になれる日が来ることを願って」と国の将来のために、それぞれを想い合った上での行動でした。ジーンが今ACCA監察課で各区を視察で廻っているのは、そんな母の血筋からなのかもしれませんね。

 無事辿りついたバードンで、姫はいつもジーンが訪れているあの食パン店である青年に出会い恋に落ちます。そして、貧乏だった青年はアーベントさんが建てたマンションの管理人を任されることになり、やがてジーンとロッタちゃんが生まれたのでした。ジーンが食パン好きなのは、両親の影響なんでしょうね。また、天真爛漫なシュネー姫の姿を見ていると、ロッタちゃんが天使な理由も、よくわかりました。そして、マンションの大家さん=アーベントさんということは、第4話で大家さんにバードン土産を送るというロッタちゃんから荷物を預かったニーノが、「報告書と一緒にロッタからのお土産も届きますよ」と電話で話していたのはアーベントさん!? 

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