やっぱり? スタジオジブリ・宮崎駿監督、長編映画復帰へ そのせいでヤフトピが皮肉な並びに!?

やっぱり? スタジオジブリ・宮崎駿監督、長編映画復帰へ そのせいでヤフトピが皮肉な並びに!?の画像1スタジオジブリ公式サイトより。

 24日、長編アニメーション映画の制作から引退を表明していたはずの宮崎駿氏が、新作長編の準備に入ったと「日刊スポーツ」が伝え、もちろんアニメ・スタジオジブリファンからは「やっぱり引退しないんじゃん」「絶対そうだろうと思ってた」という“知ってた”の声が大量に上がっている。

 というのも、宮崎氏の“引退”→“引退撤回”は確認できるだけでも複数回。これまでに『もののけ姫』(1997年)や『崖の上のポニョ』(2008年)、『風立ちぬ』(2013年)の制作後などで引退をほのめかすも、撤回することを繰り返してきたため、ネット上でもたびたび「◯年ぶり◯回目」「◯回目の引退宣言」とたびたび揶揄されていたりする。

 さらに、昨年にも11月にNHKで放送されドキュメンタリー番組『NHKスペシャル 終わらない人 宮崎駿』で宮崎氏が長編アニメの構想を語ったり、12月6日に行われたイベント「鈴木敏夫×石井朋彦 スペシャルトークイベント」でも、鈴木敏夫氏が“宮崎駿監督の長編映画復帰”について触れ話題となっていた(参照記事)。

「やっぱり」の声もあるが、やはり“宮崎駿監督”の復帰と聞けば、喜ぶアニメ・ジブリファンは多く、今回も「素直にうれしい」「新作期待しています!」と歓迎する声は多い。

 ただ一方で、スタジオジブリはすでに制作部門を解体している。また、現在宮崎が制作している短編アニメーション『毛虫のボロ』もまだ制作途中(CGアニメの制作には、石井朋彦氏がプロデューサーを務める制作会社クラフターも参加)。『NHKスペシャル 終わらない人 宮崎駿』では、初めて挑むCGでのアニメ制作に宮崎が悪戦苦闘している姿も映し出されていた。次回長編がCGなのか手描きなのかは不明だが、どちらを選んでもかなりの苦労があることは間違いない。

 実際ネットでも、現在宮崎の年齢が76歳ということも相まって「その歳で手描きはすごいと思うけど大丈夫?」「CGをどこまで取り入れるんだろう」「完成までたどり着けるか心配」「制作中に倒れないか心配」という不安の声も散見される。

 なお、このニュースは「日刊スポーツ」が報じた後、「Yahoo!」のトップニュースにも掲載。現時点で1,180ものコメントがつくなど(24日20時時点)、さすがの人気と知名度を証明してみせたのだが、「Yahoo!」のトップニュース「エンタメ」欄を見ると、奇しくも宮崎のニュースの真下に、「ジブリと宮崎駿の呪い」と題されたニュースが掲載されている。

やっぱり? スタジオジブリ・宮崎駿監督、長編映画復帰へ そのせいでヤフトピが皮肉な並びに!?の画像224日の「Yahoo!」のトップニュース。

「BuzzFeed Japan」によるこの記事は、かつてスタジオジブリに所属し、『思い出のマーニー』(2015年)のコンビで知られる西村義明プロデューサーと米林宏昌監督を取り上げたもの。両名はスタジオジブリの制作部門解散によって退社し、その後スタジオポノックを設立。新作映画『メアリと魔女の花』の公開を7月に控えている状態だ。記事ではジブリを“リストラ”された両名の“現在”をクローズアップしている。

 こちらのニュースは、西村氏と米林氏にインタビューを行っているので、それなりに時間をかけて制作されたニュースと思われる。一方、宮崎のニュースは速報。並んで掲載されてしまったのは偶然だと思われるが、なんとも皮肉な並びになってしまった。宮崎氏のそして、西村氏にも米林氏にも“呪い”を打破するような、名作を期待したいものだ。

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