「大人になってギブリーズ見たら心持ってかれた!」金曜ロードSHOW!で放送の『ギブリーズ』に改めて感動する人続出!

「大人になってギブリーズ見たら心持ってかれた!」金曜ロードSHOW!で放送の『ギブリーズ』に改めて感動する人続出!の画像1『金曜ロードSHOW!』公式Twitter(@kinro_ntv)より。

 11月4日から「秋のジブリ」と題して3週連続でスタジオジブリ作品が放送された、『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)。3週目となる11月18日には『猫の恩返し』が放送されたのだが、同作が劇場公開された際に同時上映された『ギブリーズepisode2』(以下、『ギブリーズ』)も地上波で初めて放送され、大反響が上がっている。

『ギブリーズ』の前に、今秋の「秋のジブリ」の視聴率をざっと振り返ってみると、1週目に放送された『となりのトトロ』は平均視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区 以下同)という高い数字を記録。今回が15回目の放送となったのだが、相変わらずの強さを見せた。1988年に公開された同作のこれまでの視聴率は、最高が90年3月放送の23.2%。08年7月の17.6%という『トトロ』最低視聴率を、今回は更新する形となってしまったが、それでも人気の高さが伺える数字と言えるだろう。

 2週目に放送された『紅の豚』は92年に公開。テレビ放送は今回で11回目となるが、今回の平均視聴率は13.2%。ちなみに最高視聴率は93年10月のテレビ初登場回の20.9%で、最低視聴率は12年4月の11.2%。今回はその12年を2%上回る形となっている。ちなみに前回13年9月に放送された際は、宮崎駿監督が長編アニメ制作の引退を発表した直後だったこともあり16.0%という高い数字を残している。

 そして3週目となる11月18日には『猫の恩返し』が放送された。テレビ初登場の05年8月の17.5%が最高視聴率だが、今回の平均視聴率は12.4%とこちらもまずまずの高視聴率。また、今回は劇場で同時上映されたオムニバス作品『ギブリーズ』から、「カレーなる勝負」と「初恋」の2エピソードも放送され、大きな話題となった。

『ギブリーズ』は、ジブリの制作スタッフやジブリに関わる人たちのキャラクターが登場するアニメーション。鈴木敏夫がキャラクター原案を考案、『おもひでぽろぽろ』で絵コンテ、『もののけ姫』でCGなどを担当した百瀬義行が脚本・監督を担当。“スタジオギブリ”という架空のアニメ制作会社で働く人々の日常をユーモラスに描いている。

 放送された「カレーなる勝負」では、辛さが人気のカレー店の店主の挑発に乗り、ギブリーズの人々が必死でカレーを食べるというエピソード。そして「初恋」は、“野中君”なるキャラクターが小学生の頃の初恋を回想する切ない物語だ。

 視聴者からは「ギブリーズ、子供の時に見たときは苦手だったが、大人になって見るとなんかスゲーいいなwww」「あれ、ギブリーズってこんな面白かったっけ。めっちゃ懐かしいしクオリティ高いわ!」「ギブリーズは頭おかしい(褒め言葉)」「なんでや!? 小学生の時のトラウマだったはずが、大人になってギブリーズ見たら心持ってかれた」と改めてギブリーズの良さを認識する人が続出した模様。

『となりのトトロ』、『紅の豚』という監督作、そして『猫の恩返し』(宮崎駿は企画)の3本がいずれも視聴率が2桁をキープし、宮崎作品の根強い人気を印象付けた「秋のジブリ」。一方で今年9月17日より公開された原作・脚本・監督をマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットが手がけた最新作『レッドタートル ある島の物語』が、公開初週の週末興行収入成績でランキング10位に入らないという大爆死を遂げている。

 ジブリファンが追い求めているのは、宮崎吾朗作品や『レッドタートル ある島の物語』といった他の監督の作品ではなく、やはり宮崎駿作品なのだろう。最近再び長編の構想を明かし、大きな話題となっている宮崎駿。ジブリファンならずとも期待してしまいたくなるが、なにせ現在75歳である。体調に気を配りながら無理なく、でもできたら早く頑張ってほしいものだ。

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