ジーンとグロッシュラー長官の過去とは? これから物語が大きく動きそうなアニメ『ACCA13区監察課』第6話レビュー

ジーンとグロッシュラー長官の過去とは? これから物語が大きく動きそうなアニメ『ACCA13区監察課』第6話レビューの画像1TVアニメ『ACCA13区監察課』公式サイトより。

 ドーワー王国を舞台に、100年もの間王国の治安を守り、平和を維持してきた巨大組織「ACCA」に所属する主人公・ジーンが世界を揺るがす陰謀に巻き込まれていく姿をスタイリッシュかつオシャレに描いたアニメ『ACCA13区監察課』(TOKYO MXほか)。前回放送では、友人・ニーノによる監視に気付いたジーン。14日放送の第6話「線路と誇りの向かう先」では、ジーンの過去が明らかとなりました。

 視察でロックス区を訪れたジーンは、地元に帰省中だったグロッシュラー長官に遭遇。クーデターの噂が錯綜する中、ジーンは正直な想いをグロッシュラーに伝えます。バードン区へ戻ると、監察課では新年をどこで迎えるかが話題になっていて、「マンションに行きたい!」という女子部員たちの希望通り、一同はジーンのマンションで開かれるパーティーに行くことに。年越しの夜ジーンは妹のロッタや同僚たちに囲まれ、和やかな時を過ごす……というのが今回のあらすじ。

■ジーン兄妹とのグロッシュラー長官の過去

 冒頭でジーンの両親は、13年前にロックス区とペシ区の区境で起きた列車事故で亡くなっていたことが明かされます。前回のラストで、ロッタちゃんが列車でロックス区を移動しているジーンをひどく心配していたのは、そういった過去があったからだったんですね。

 事故の責任を負おうとしなかったペシ区に対し、全責務を負うよう区長に説き、国鉄をACCA傘下に加えることを提唱・実現したのは、当時ロックス区支部長だったグロッシュラー長官でした。「よりよい国を作るためにACCAはある」という長官には、ジーンが好意を寄せているモーヴ本部長同様、ジーン自身もまた、敬意を払っています。愛する“モーヴ本部長が尊敬しているから”っていうのが大きいのかもしれませんが……(笑)。

 だからこそ、ジーンは「自分が関わりのないように、あなたもクーデターには関わりないのだと思っています」とグロッシュラー長官に告げます。なにやらグロッシュラー長官とは敵対(?)しているようすのリーリーウム長官によれば、ジーンのクーデター関与の噂を広めたのはグロッシュラー長官で、クーデター派でもあるらしいですが、ジーンはそうとは思っていないみたい。

 にしても、普段は決して口数いほうではないジーンが、このときはベラベラとよくしゃべります。恋敵を前に、少々イキったのかわかりませんが、これにはジーンの“強い意志”を感じました。一方のグロッシュラー長官は、「甘いな」という言葉を残します。事故の一件で私個人的には“悪者”イメージから“善人”へ一気に好感度の上がったグロッシュラー長官ですが、やっぱりクーデター派なのかな。謎。

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