次々襲いくる食(パン)テロ! 監視されてもジーンとニーノの友情は不滅!? アニメ『ACCA13区監察課』第5話レビュー

1702_ACCA05.jpgTVアニメ『ACCA13区監察課』公式サイトより。

「スタイリッシュかつオシャレ!」と評判のアニメ『ACCA13区監察課』(TOKYO MXほか)。100年もの間ドーワー王国の平和を維持してきた巨大組織「ACCA」に所属する主人公・ジーンにクーデター関与の疑いがかかったり、友人・ニーノに監視されたりと、何やら不穏な展開が続いていますが、7日放送の第5話「視線の先、重なる足跡」では、ジーンがニーノの監視に気付いて……!? 今週もレビューをお届けします!

 今回のあらすじはというと、スイツ区の視察から戻ったジーンは、課長のオウルさんに以前から出している異動願いについて尋ねますが、希望が通る見込みは当面なさそう。帰宅途中には、5長官の一人、リーリウム長官から声をかけられ、自分を監視する者がいることを聞かされます。後日、ジーンは次の視察先であるビッラ区へ。そこで知る真実に、ジーンは――といったストーリー。

■食欲を誘う食(パン)テロ

 冒頭、ドーワー国の“バカ王子”ことシュヴァーン王子の付き人・マギーさんは、使えない部下におこぷん。結局、自らバードンの地を訪れ、カフェでおいしそうなパンケーキを頬張るジーンの妹・ロッタちゃんを監視することに。そこにはもちろん、“ロッタちゃんラブ”なおかっぱ頭のストーカー巡査・レイルの姿もあり、「どういう了見か聞かせてもらおうか」と、ストーカー男 VS ストーカー男の修羅場に!

 なるかと思いきや、「今、そんなことはどうでもいいのです」と、マギーさんは注文したトーストに夢中。するとレイルは、“食パン好きに悪い人はいない!”といわんばかりに、「西区に食パン専門店があるけど、行く?」とまさかのナンパ。マギーさんも「案内してくれるのか?」って超ノリ気です。「食べ物にうつつを抜かして任務を忘れるなど……!」って、あんなに部下を怒ってたクセに、“食パン”で仕事放棄とは、いただけませんね(かわいいから許すけど)。

 マギーさんがドーワーに戻ると、王子はお土産のロッタちゃんオススメの食パンを食べながら、「僕はまだ許していないんだぞっ! 勝手に城を離れたこと……」って、駄々っ子みたいにごねます(かわいい)。しかも、自分でロッタちゃんについて調べさせたクセに、「ロッタ嬢おすすめの品ですよ」という言葉を聞いて、「ハッ!」ってやっと思い出すあたり、気付くの遅くない? 今まで忘れてたよね? もう、ほんとバカ。でもこの2人を見てると、クーデターとか物騒なこと忘れられちゃうんだよな……。そして美味しい食パンが食べたくなる……。

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